♦ある日のウェディングレポート♦
先日の土曜日、ローカルオージーカップルのウェディング撮影にいってきた。
このカップルは、一番最初に問い合わせ頂いた時から大爆笑ばかりの明るいカップルだったが、見た目はとてもカジュアルなビーチ系で、若いアイリッシュバックグラウンドのカップルなのだが、この二人はお互いが3歳の時からのおさななじみらしく、兄妹同然というので、「今更皆の前で結婚式なんて恥ずかしいねぇ・・・」などと連呼していたのにも関わらず、当日は総勢400名以上のゲストが出席され、挙式はビーチ沿いのオープンエアーのシーフードレストランで行われた。
通常、挙式の数時間前にホテルの部屋やそれぞれの自宅にて、新郎・新婦別々の部屋にて挙式前の様子(ドレスに着替えたり、メイクさんにメイクを施してもらったり、新婦側のご家族やお友達が集まってキャーキャー騒いだり、ご家族と記念写真をとったり、いざ車に乗り込むシーンだったり・・)と、挙式の前はだいたいガールズのパーティー状態で、”厳かな雰囲気”とは程遠いのだが、この日もまさにそうであった。 3名のブライドメイト(通常、新婦さんの親友で当日は新婦のサポートをしてくれる)は、朝からシャンペンで酔っ払い状態で、「ちょっとぉ、あなたって結婚してるのー??私なんかどうーー?妹もあいてるわよぉー!わははははー!」と、朝10時とは思えない勢いで、これから約10時間の挙式当日が始まった・・・
そんな大笑いな中でも、新婦のお母さんはやはりどこか寂しそうで、10分に一度くらい新婦さん(娘)にハグを求めていたのがとても印象的で、大笑いしていた新婦もその時だけは、目は潤んでいたのはとても感動的だった。
新婦さんの部屋での撮影が約2時間かけて終了し、今度は新郎の部屋にての撮影が始まったが、新郎以外のベストマン(ブライドメイトの男版)が3人いらっしゃった。 一人はお兄さんで新郎と双子のように似ていたので、「あれ??ど、どっち・・?」と思うことも何度か会ったが、新郎は胸元に白いバラをさしていたので、白バラを目印に撮影をしはじめた。 撮影といっても、「では、みなさーん、集まって下さーい!ではいきますよー、ハイ、チーズ!!」という感じではなく、最近のウェディングはドキュメンタリースタイル(いわゆるナチュラルな雰囲気を自然なまま撮影すること)が主流なので、カメラに向かってピースをして静止するようなことはほとんどない。 例えばシャンペンをのんでるところや、靴下の色が違うことに気づいて、履きなおしてるところ、ボーイズが肩を組んでなにやら歌っているところ等、「そう言えば、あの時・・・!」とあとから見た時に、皆で笑いながら盛り上がれるような写真を残せるようバラエティ豊富に撮影している。
そうこうしている内に、お迎えの車がきてボーイズのこだわりであったストレッチリムジン(セレブご用達のながーい真っ白のリムジン)が到着し、「おぉーーーーっ!!!」と歓声があがり、車内にシャンペンを見つけた新郎は、早速お兄さんに向けてコルクを飛ばし(・・・)、こちらもおごそかな雰囲気とはかなり遠く、本当に”ボーイズパーティー”といった感じで、こちらは約一時間の撮影が終った。 その頃には、ヘアメイクのお姉さんはお疲れのようで、かなりげんなりとされていたが、彼女も楽な仕事ではなさそうだ。
そんなメイクさんを残して、一陣は車で約20分のカソリック教会に到着した。
続く・・・・
♦シドニークリエイティブフォトグラフィー♦
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