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ダンスを通じて

先週から新しいダンスクラスを受け持つことになった。

Marrickvilleという、シドニーの中心街からバスで20分ぐらい行った街に、小さい体育館ぐらいの建物がある。観光などでは決して行かないような場所だ。

公園の一角に建てられたこの建物は、壁はグラフィティで覆われていて、中に入ると、体育館のスペース、ダンスルーム、パソコンルームと部屋がいくつかあり、子供たちに教育のスペースを提供している建物と思って頂いてよいだろう。

そこで決して裕福とは言えない20歳以下の子達にダンスを教えることになった。

仕事の依頼としては、週に1回(計6回)のクラスを受け持ち、一つのショーを作り、最後にはMarrickvilleで行われるフェスティバルに生徒と出演。最高に楽しい仕事だ。

しかし、ここは外国、シドニー、オーストラリア・・・・・・難しすぎます。

先週の水曜日、1回目のレッスンに行ってきたのですが、生徒達と顔を合わせて、挨拶を交わしたが・・・・・・・まー、無愛想。高校生の年頃なだけに、すんごい難しい。

この日はDANCEKOOLのボスと一緒に行って、いろいろダンスのビデオを見せたり、説明したりして、・・・・・・まー、説明はボスがペラペラペラってしゃべってまして、僕はDVDの再生ボタンを押したり、止めたりしてましたね。

そして、いざダンスを教えるのは僕。いやー、最初はこの子達にどうやって教えようかなと・・・・・・ダンスの知識はゼロに近く、距離もある。

うーん、とりあえず踊っちまぇーと思い、スタイルに分けて踊ったわけですが・・・・・・・・ばっちり食いつきましたね。

そういう時の生徒の目が大好きです。

素直なリアクションをダイレクトに感じます。

まー、一番食いついたのはやっぱりクランピン。映画の影響はデカイです。Rize世代、又はyou got served世代の子達ですね。僕が昔ダンス甲子園などを見て、踊りをマネしていたように、この子達も映画を見て踊りをマネするんだなと。

テレビ、映画、メディアはその世代のシーンを作り出す。
あらためて実感しました。ちょっと怖いですね。

まー、そんな感じで1時間近く教えたわけなんですが、何人かは積極的に質問をしに来たので、今後は期待持てます。

しかし、次回からは僕1人で行くことに・・・・・・不安です。今までにない環境だけに、ビビッてる反面、楽しいです。

頑張って生徒達とカッコイイショーを作りまーす。

クラスも終わり、生徒も帰ったので、ボスと一緒にバス停まで向かった。バス停へ行く途中に生徒達を見かけたのですが、家の壁にスプレーで落書きしてました。

よし、高校生にビビッてたまるかコノヤロー!!しゃー!!

 

DANCEKOOL  instructor  NAO

DANCEKOOL website http://www.dancekool.com/

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