今日はちょっとお堅い?話を書いてみますね。 先日、とある方とおいしいワインを飲む機会があった。その方は超名門高校「開成」→超超名門の「東大」という超ーキャリア、エリート街道をまっしぐらに進み、その後も超大手の銀行に勤務。 が。。。あまりに、変わり者でぶっ飛びすぎたのか、今では独立して投資会社の社長に。 その方と話をしていて、ふとこんな事を。 「Mがポジティブなのはすごくいい。でも今度はもう一歩先に進んで、ニュートラルな人間になれるように」とのこと。 最初は意味わからず、ポジティブの何が悪いんだと思ったM。 現代の世の中でネガティブがすべての病気を発病させるという程、気の持ち様によって身体も変わる。 つまりポジティブでいることによって、元気に暮らせると私は思っていた。 さて、何をその方は言いたかったかというと、 ポジティブな人間がポジティブな事を言うと、相手はそれに対して少なくとも少しは反論してくる。 特に私の周りは「類友(類は友を呼ぶ」なだけあって、ポジティブな連中しかいない。 例えば、先週私が車上荒らしに遭ったことは前回のコラムで書いた事だが、それについて私は「まーしょうがないでしょ、、さて、次なんのボード買おうかな・・(大切なボードが盗まれた為)」とすぐに考えた。だってやられたもんはしょうがないでしょ。→超ポジティブ思考。 それに対して、類友な連中はこう言ってきた。 「サンルーフが壊れてるのにボ-ドを置きっぱなしにしていたMが悪いな・・・」とか 「治安の良くないオーストラリアで車の中に物を入れっぱなしにするなんてオーストラリア経済が底堅いのはあなたのおかげです」など・・・・ せっかく本人はショックなことが起きた中でもポジティブにならなきゃ!と前向きでいたのに、周りは励ましどころではない。 つまり ポジティブな考えを話す=ネガティブな反論がある。 まーみんな、突っ走る奴に対しては「気をつけろよ!」と言いたいだけなんですよね。 だって、ネガティブな人間に更に落ちるようなことは言わないでしょ? それで冒頭に戻るが、「ニュートラルになる」。 その意味が少し分かった気がする。 ポジティブ思考が悪い訳ではない。つまり何を発言するかが重要なのである。 「車上に遭ったのは、サンルーフが壊れていたのにボードを置きっぱなしにしていた私が悪かった。まだまだ自分は甘いな。。。でも痛い人生勉強をしたということで、今回は新しいのを買おうと思ってるんだ」 という風に言えば 「まー高い勉強代だったなー」と笑って言われるはず。 ニュートラルな発言をすることで、せっかくポジティブなことを言ったのに、ネガティブな発言で返されることに腹立つこともなく、人間関係を更に良いものにしていけるのかな・・・・なんて 「ポジティブ思考でニュートラルな発言」を心掛けることにしよう。 なんてワインを飲みながら思ったMであった。
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