mana2
未分類

新春恒例の経済講演会「2011年世界・日本経済大予測」

毎年恒例のシドニー商工会議所主催、経済講演会&賀詞交換会にメディアとして参加してきました。

著名なエコノミス トであるリチャード・クー氏(野村総合研究所主席研究員)および、中国経済のスペシャリストである関志雄氏(野村資本市場研究所シニアフェロー)を講師 に、「2011年世界・日本経済大予測」というテーマで、混迷する世界と日本の経済を分析した講演でした。

 

食事を含め、4時間に亘る講演会とパネルディスカッションでしたが、

興味深い講演に時間もあっという間に過ぎていました。

 

(最後の方は頭が下がっていた方も居ましたが・・・笑)

 

 

ちなみに取材記事は以下の通り。

 

いま一番関心のあるテーマということもあり、当日は、日系企業の駐在員を中心に、約70人もの参加者があり、みなさん講演やパネルディスカッションに熱心に耳を傾けていた。

世界金融危機以降、世界経済が低迷する中、オーストラリアやアジアの一部ではいち早く経済回復し、好調な経済状況が続いているが、日本をはじめ米国や欧州 各国では、依然として経済が低迷し、景気の先行きが不透明となっている。今後、世界や日本の経済はどうなっていくのか、また、台頭著しい中国経済の行方に ついて、非常に興味深い講演となった。

クー氏は、世界の経済状況を分析し、各国の中央銀行による利下げ対策も、経済や資産価格の回復にはつながっていないこと、また、日本をはじめ米国や欧州の 経済状態は直近のピーク時の水準にはまだほど遠い状態だと述べた。財政改革の問題点や日本企業の資金余剰、現在の景気局面の分析や円高にあっても頑張って いる日本について話してくれた。

一方、関氏は、「チャイナ・アズ・ナンバーワン〜中国の活力をいかすために」と題し、中国の景気動向とその見通し、労働力の過剰から不足状態に向かう雇用 状況、2020年代後半には中国のGDPが米国を抜くだろうと予測し、中国は日本の最大の輸出相手国で、日中FTAの必要性を提唱された。

この記事をシェアする

この投稿者の記事一覧

概要・お問い合わせ

その他の記事はこちら