今回ご紹介する先は、いまシドニーノースエリアで一位二位を争う日本食レストランが軒を連ねる街、Crows Nestにある本格会席と鉄板焼きが評判のお店、「華樹林」に伺ってきました。
M社長ブログでも今回の集まりの趣旨に関してはご紹介しましたが、今回堪能したコースは、某シェフの送別特別メニューということで「再現するのが難しい」という通常メニューにはないものばかりでしたが、
オーナーのテリー氏は舌の肥えた日本人の為に、業者と交渉して今回のメニューのようなクオリティーの高い食材が日頃から入手できるよう、出来る限り努力します!
と意気込んでおられたので、その言葉に期待しましょう!
今日のコースは全部で11品。
6年のシドニー生活に終止符を打ち、日本に帰国されるNさんの
「シドニー最後のお品書き」
が用意され、Nさんがシドニーで作られた数々のお料理の集大成と言っても過言ではないほど。
ではでは、ご紹介していきましょう。
「タスマニア産オーシャントラウトのパストラミ」
「甘鯛の松笠揚げ」
火を通してしまうのがもったいないほど新鮮で甘みのある甘鯛を鱗をあえて付けたまま素揚げにし、鱗のパリパリとした食感と脂の乗った鯛の身が一緒に味わえる。
「タスマニア産ミニアワビのイチゴ蒸し」
大切りで歯ごたえのあるアワビが大切りで入った茶碗蒸し。柔らかく煮た大根と上には甘みのあるウニが乗った、磯の香りたっぷりな贅沢な一品。
「ハービーベイ産ホタテ貝の香味蒸し」
貝類の中でも特に甘みのあるホタテ貝をジンジャーやネギ、胡麻油などで味付けして中華風の仕上がりに。
「コフィンベイオイスターとモッツァレラチーズの磯辺揚げだし」
「厚切り和牛タンの塩焼き仙台風」と「鴨の朴葉焼き」
牛タンはタンの中でものど側の一番脂の乗った部位を分厚く切って、鉄板で焼き上げて、程よく脂が溶けたタイミングでサーブ。
牛タンは薄くて固いものという既成概念を崩すステーキのような分厚さと柔らかさが後を引く。
飛騨の郷土料理の朴葉焼き。脂の乗った鴨を朴の葉に味噌やネギ、こんにゃく、キノコ、砂肝、レバーなどと重ねて、鉄板で火を通していただきます。
味噌の焼ける香りが食欲をそそる一品。
「鉄板和牛ステーキ」(ヒレ、サーロイン)
さしがマーブルに入ったグレード9+のお肉は産地内緒の特上品。(笑)
鉄板で焼かれたお肉はジューシーで甘く、口の中でとろける、これぞ一流の肉質。ごまマヨネーズ、ステーキソース、ポン酢の3種類のソースで味わう事ができます。
本日の一番!
N氏自ら握るお寿司各種。
今回の握りはMがシドニーでいただいた中で3本の指に入るレベルの高さ!
普段入手しづらいネタが全てここに揃ったと言っても過言ではない?
「こはだ」と「甘鯛の昆布〆」
今日のMの一番!
「天然の金目鯛のエンガワ」
2キロの魚から4貫分しか出ないというエンガワ。とにかく脂が乗っていて甘さがあって、口の中でとろけてしまいそうなほど。
握りのお供は山口県産の純米大吟醸「だっさい」。スッキリと澄んでいて軽くてフルーティーな香りは魚の脂身と最高のマリアージュを醸し出してくれる。
生きた車エビの握りは、頭がまだ動いていて新鮮そのもの。
オーストラリアで生きたままのエビの握りを食したのは初めてかも。
マグロの漬けやいくら、うになども、思わず大声で「うまい!(もう一貫!)」と口走りそうになったほど。(笑)
最後の〆は金柑の甘露煮と栗の渋皮煮。
参加者全員が口を揃えて絶賛したN氏の最後にふさわしい晩餐となりました。
今夜のメニューはこの日限定でしたが、日頃から厳選された新鮮な食材を使った会席料理に鉄板焼き、握りまで、お好みの日本食が「華樹林」では楽しめます。グランドフロアには鉄板と寿司カウンター、テーブル席があり、ひとりでカウンター席でまったりと食事をするもよし、地下階の落ち着いた和テーストの空間で会席を楽しむもよし、接待や会食にも十分使える店造りになっている。
HaNa Ju-Rin JAPANESE RESTAURANT
1/300 Pacific Hwy, Crows Nest 2065
TEL: 02 9966 5833
OPEN: Lunch 12pm~2:30pm (木~日)
Dinner 6pm-10pm(火~日)
Closed Monday
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