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機械・建設部会「豪州・風力発電設備見学会」を開催

28/05/2007

機械・建設部会「豪州・風力発電設備見学会」を開催


風力発電の前で撮った集合写真

 シドニー日本商工会議所機械・建設部会(部会長=池田政明・アーバンスコープ都市建築設計)は2007年5月25日、オーストラリアで注目を集めている「リニューアル・エネルギー」の目的、取り組みの現状などを把握するため、ビクトリア州の風力発電設備・Wind Farmの見学会を開催、13人が参加した。

 今回見学したのは、メルボルンから車で約2時間30分のアララットにあるPacific Hydro社保有の35基の風力発電施設。同社が2003年に建設したもので、合計発電容量は52.5MWにのぼる。その立地場所は、羊、牛が放牧されている酪農場のど真ん中。全長68mの風力発電が等間隔に並ぶその景色に、参加者からは驚きの声が上がった。

 見学先となった風力発電施設の真下で、同社のオペレーターのShaun Blackie氏から、風力発電施設の概要、運用状況、今後の同社によるリニューアル・エネルギー事業の展開等について話を聞いた。同氏は、風力発電の欠点を「発電量が自然に左右されること」と説明。風力発電施設の稼働率平均が30%に対して本施設の稼働は約40%となっているものの、より高い電力の安定供給を図るための技術開発が必要と話した。

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