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昼食講演会「どうなる豪州連邦選挙」を開催

昼食講演会「どうなる豪州連邦選挙」を開催


昼食講演会に35名が参加

 シドニー日本商工会議所(会頭=深津泰秀・豪州三井物産)は2007年10月16日、ブレーク・ドーソン法律事務所で昼食講演会を開催、35人が参加した。

 今回のゲストスピーカーは、政治コンサルタントの松本直樹氏。11月24日に投票日が決まった「2007年豪州連邦選挙」をテーマに、約6週間の選挙戦がどのようになるのか、その大予測を行った。

 松本氏は冒頭、「義務投票制」「優先順位付き連記投票制」など、世界に先駆けた制度を導入している豪州の選挙・投票制度、各政党の政策的な特徴、リーダーシップの状況などについてその概要を説明した上で、今回の選挙戦を解説。

 「大方の予想は野党・労働党有利だが、6週間の長期戦となる選挙はまだまだ予断を許さない状況」とする松本氏は、選挙争点を「労使関係政策、経済政策、保険・医療、教育、環境(地球温暖化対策)となるだろう」と説明した上で、「リーダーシップが一番の鍵となろう」と解説した。「これまで長期に亘る政権を築いてきた与党は、選挙のキャンペーン戦略で野党を追い上げていくことも十分に考えられる。今後を注目したい」。豪州における今年最大のイベントはすぐそこにきた。

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