16世紀に、強大なムガール帝国がビルマ、中国、アラビア王国と接するインド全国を統一しました。しかし18世紀にはその力も衰え、綿貿易をきっかけに英国東インド会社が徐々に勢力を延ばします。メルボルンで最初のフリンダース駅が出来る頃である、1857年には、第一次インド独立戦争が勃発。英国は、反乱軍の徹底的なせん滅を図り、完全にムガール帝国を滅ぼします。そしてインドを英国の直接統治に置き、1877年には、英国ビクトリア女王がインド皇帝となり、イギリス領インド帝国となります。当時、メルボルンは、英国領ビクトリア植民地の首都として豪州でNo1の都でした。そして英国領インドの中心地ボンベイとは密接な関係がありました。当時の英国植民地は、豪州、インド、南ア、カナダ、アメリカ(独立)、アフリカ、中国(香港)など世界中に広がっていましたが、ロンドンで集中的に管理していました。建築物の設計は、ロンドンで集中的に行っていました。そこで発生したのが、設計図のご配達事件です。 |
国が違えば変わるものは、言葉や食べ物だけではありません。日本で当たり前にやっているしぐさや気遣いが、海外では別の意味に…