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ブログ第十回 シラーズ

Wednesday 02/04/08

 仕事が終わったあと、お店で少し飲んでから帰ってきます。もちろんシャワー浴びてから、飲み直しです。奥さんが授乳中でなければ、一人飲みになります。ビール一本飲んで、ワインに切り替えるパターンが多いですね。そういう時、ちょっとしたおつまみが欲しい。冷蔵庫から、オリーブ、ケイパー・ベリー、サラミ、ホワイト・アンチョビーのマリネ、タコのマリネ、チーズなどから2,3品出してきてワインのお供にします。オリーブ以外は、ボンダイ・ジャンクションのウェスト・フィールドの中にあるNorton St Grocerから買ってきます(家が近いもんで)。最近のお気に入りは、WA産のサーディンのマリネ。少しスパイシーだけれど美味しいのです。ワインがすすむ。                                                                              そう、一人で楽しんでいると、だいたい奥さんが起きてきて、恨めしそうにこっちを見ている視線に気づくのです。二人とも、昨年スペインに行ってから、ホワイト・アンチョビーにはまっていて、赤ワイン・ヴィネガーをそれにチョロッと垂らしてあげたものが私たちの大のお気に入りタパスなのです。そのヴィネガーがグルナッシュの葡萄から出来ていると尚更に良い。だから、彼女の飲みたそう食べたそう光線が私の目の前にあるものに集中しているのです。“でも、これを食べると、また歯を磨かないといけない。” “あれ、masaこんなワイン飲んでるの、飲みたいなぁ。でもなぁ。どうしようかなぁ。” 多分、こんなことが頭の中でさまよっているんだろうなぁ。午前2時に。                                                                             ごめんなさい。今度一緒に飲もうね。

では今日のワイン。Fox Gordon Eight Uncles Shiraz 2006

実は、このワイン2日前に開けたワイン。良くなっていましたよ。このバロッサ・ヴァレー産のシラーズからはプラム、カシス、ブラックベリー、シガー、ホワイト・ペッパー、モカ、リコリス(甘草)、ヴァイオレットの香りを見つけ出すことが出来ます。口に含めば、ソフトな口当たり、少し若さから来る溌剌とした果実味を感じられるが、全体的にスムースで、タンニン(渋み)もやわらかさがあり、デイリー・ワインとしてはいいんじゃないかなぁ。バロッサらしくないかもしれませんが・・・。

料理とのマリアージュ:Beef & caramelised onion couscous salad

Score: 14/20

 

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