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資源部会「Broken Hill亜鉛鉱山視察会」を開催

資源部会「Broken Hill亜鉛鉱山視察会」を開催


鉱物資源調査の状況について話を聞く参加者 19世紀後半の銀鉱山跡を見学

 資源部会(部会長=渡邉一成・双日豪州会社)は2008年4月17日~18日、Broken Hillの亜鉛鉱山などの視察会を開催、18人が参加した。今回の視察会は、資源ブームの影響を受け、豪州で進められている探鉱・開発プロジェクトの状況を把握するために行ったもので、Broken Hillで進められている亜鉛鉱山の探鉱現場を見学した。

 視察先となったのは、CBH Resources Limited社が所有する鉱山の再開発現場で、1885年以来、120年以上にわたって採掘が行われている場所。この鉱山は、資源ビジネスの最王手・BHP Billitonの発祥の鉱山でもあり、2002年にCBH社がPasminco社から取得し、開発が進められている。現在、既存の露天掘りが行われていた底から坑内掘りの準備が進められており、今年の後半から生産が始められる予定となっている。今回、同社のジオロジスト、Pascal Blampain氏に同鉱山の探鉱現場、探鉱調査のサンプル、再開発現場などを案内してもらった。

 翌日には、19世紀後半まで掘り続けられていた銀鉱山跡地の観光ツアーに参加。細い坑内をガイドに案内してもらい、当時の炭坑のエピソードなどについて話を聞いた。細い通路には、過去の知恵と危険の中で行われた壮絶な作業が想像でき、貴重な体験となった。

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