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日本のワイン業界、ソムリエ、ワインアドバイザー、商社、酒販小売、飲食、出版関係の方々にいろいろ質問してわかった事実とは、オーストラリアワインを飲んだことのない人、飲んでもいないのに語っちゃう人が多すぎるということでした。業界の専門家に正しく理解されていないものが、広く一般に知られるはずないじゃありませんか。認知されていないからシェアが低い⇔シェアが低いから流通しない⇔流通してないから認知されない、といった構造不況のスパイラルがそこにあるのでした。
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さてさて、ではオーストラリアワインの特徴について、みなさん知ってますか?
ドリンクヤング・・・収穫の翌年には飲める、最近のボトルはコルクじゃなくスクリューキャップになっていますよね、ヴィンテージじゃない普通のテーブルワインは、ボトル詰めされ出荷されると同時に飲める(熟成する必要がない)のです。
無加糖・・・オーストラリアの場合、原料となる葡萄の糖度がとても高いので、アルコール度数を高めるために砂糖を加えることが規則で禁止されているのです。加糖すると、中和剤やその他の薬品を加えなければならず、安定するまでに長い時間がかるそうです。
産地を越えてブレンドが可能・・・同じ収穫年でも産地によって葡萄の出来不出来がまちまちです。オーストラリアでは、産地ごとにワインを造るのではなく、いろいろな産地のできのよい葡萄をブレンドして醸造しているので、品質が安定しているといわれます。
醸造技術の水準が高い・・・オーストラリアにはマスターオブワインを取得しているワインメーカーが多いですね、伝統とかしきたりにこだわりが少ない分、新しい技術を取り入れる意欲がより高いといわれています。
ラベル表示が明確・・・必ず葡萄の品種、産地、収穫年が表示されているので、とても選びやすいのです。
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