|
コメントどうもありがとうございます。今回はWINE&DINEというテーマなので飲み食い中心に書いています。でもそれだけじゃ飽きちゃいますよね、てーことで、今日の話題はカンガルー島の動物たちです。カンガルー島の位置は、こちらです。 ■野生動物の聖域・カンガルー島 アデレイドから空路30分、セント・ヴィンセント湾に浮かぶカンガルー島は、東西155km、南北55km。オーストラリア国内ではタスマニア、メルビル島(北部準州)に次いで3番目に大きな島です。島の西側には7万4000ヘクタール(740平方キロ)もの面積を誇るフリンダース・チェイス国立公園が広がり、オーストラリア固有の動物:ハリモグラ、ウォンバット、コアラ、カンガルー、ワラビー、野鳥など野生動物を観察できるスポットとなっています。島の南海岸は南極からの荒々しい波が砕け、奇岩リマーカブル・ロックスやアドミラルアーチなど自然のモニュメントが楽しめます。また、シールベイ自然保護区に群生する野生のアザラシ(オーストラリアン・シーライオン)は必見です。 |
|
|
|
|
|
■絶滅の危機から復活したオーストラリアン・シーライオン 1800年代前半、英国植民地として駆け出したばかりのオーストラリアでは、アザラシの毛皮と脂は英国や中国への輸出産品の1つでした。カンガルー島には当時、500人以上ものSealers(アザラシ猟師)が住みつき、1850年代までに一帯に生息していたオーストラリアン・シーライオンを大量に捕獲しました。シールベイのコロニーは島の南に位置し、人を寄付けない隔絶された環境だったため、難を逃れることが出来ました。現在オーストラリア全体で10,000-12,000頭の生息が確認されていますが、そのうち約600頭がカンガルー島のシールベイで暮らしています。彼らの食料となるイカ、タコ、カニやエビ、魚が豊富な海と、強風や雨をしのぐ役割を果たしている砂丘のおかげで、彼らはここで暮らすことが出来るのだそうです。ここでは地元のレンジャーガイドさんが詳しい説明をしてくれるので、とても勉強になります。 |
|
|
|
■ロッジの目の前の海岸でペンギンパレード 日本からカンガルー島へのツアーは、滞在日数がとても短いです。パッケージツアーではせいぜい長いもので1泊2日。たいがいはアデレイドからの日帰りツアーです。限られた予算と日程の中で、他都市もあちこち行きたい場合はやむを得ないのかもしれませんが、費用対効果を考えた場合、島に1泊もしないのは大損だと思います。なぜなら、野生動物は朝、夕の活性が高く、特にフェアリーペンギンなどはロッジの目の前の巣穴に夕方戻り、朝方海へ出かけていくのですから、これを見逃すのはとっても勿体ない話です。他にもじっくり見て回るお薦めスポットがたくさんあるにもかかわらず、この島を訪れる日本人の大半が、岩見て、アザラシ見て、BBQして時間があれば鍾乳洞、みたいな過ごし方してますよ。せっかくはるばるカンガルー島まで来るのです。ここでは最短でも、2泊くらいは滞在していただきたいものですね。
All images are protected by copyright to the South Australian Tourism Commission |
日本から輸入した本格和牛焼肉とお寿司、惣菜が食べ放題のビュッフェレストラン「Gyuniku Buffet」が、シドニーのチャイナ…