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美味しい料理とワインを楽しむ旅 Vol.6 Hunter Valley

 

アッパーハンターバレーへは、ロウアーハンターバレーからゴールデンハイウェーという道路をさらに1時間ほど北西の方角へドライブします。

 

途中、石灰や石炭の採掘場があるため、決して風光明媚なドライブ

とはいいがたく、大型トラックやトレーラーが多いのもいただけない。

しかも、ワイナリーの数はロウアーに比べると格段に少ないし、

アッパーハンターの大手ワインメーカーは、ロウアーハンターにも

セラー・ドアを出しているので、わざわざアッパーまで足を伸ばさずとも、ロウアーハンターで大部分は間に合ってしまうのです。

 

ところが、しかし、でもでもでもー、やはりそこには侮れないワイナリーがあるんですね。効率最優先の時代に珍しく、古きよき時代のカントリーホスピタリティーもちゃーんと残っているんですね、これが! 

 

 

 

 

 ■ 赤ワインに専門特化CRUICKSHANK Callatoota Estate

 ここは1973年創業の老舗のブティックワイナリーです。Rose, Sparkling Shiraz ,   

 Velvet Cabernet, Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc, Shiraz . Tawny Port

 といった赤ワインに専門特化しており、2003年のハンターバレーのBOUTIQUE  

 WINEMAKER SHOWではメダルを総ナメにしてしまった、泣く子も黙る実力派の

  ワイナリーです。(2009年3月現在、5052 Golden Highway, Denman 2328へ移転

 しています) 

 

 ■ 2003 Boutique Winemaker Show獲得メダル

 

 1999 Cabernet Sauvignon Pressings,

 Bronze Medal

 1999 Cabernet Franc,

 Bronze Medal

 2002 Cabernet Sauvignon Pressings,

 Gold Medal and Trophy

 2002 Cabernet Sauvignon Show Reserve,

 Bronze Medal

 2002 Shiraz Show Reserve,

 Bronze Medal

 2003 Cabernet Sauvignon Pressings,

 Silver Medal

 2003 Cabernet Sauvignon Show Reserve,

 Bronze Medal

 2003 Cabernet Franc,

 Silver Medal

 2003 Shiraz Show Reserve,

 Silver Medal

 2003 Shiraz,

 Silver Medal

 

 

 ■ たまらなく好感が持てる、超ごきげんなワイナリー

 オーストラリアワインであれば、1A$25.00(2,000円少々)も出せばハズレに

 当たるほうが難しい、てゆーか、ほとんどの場合、上質なワインが買えると思って

 間違いないかと思います。

  

  ここのワイナリーの凄いところは、価値のわりに謙虚な価格。さらに1ダース

 (12本入り)注文すると、値段は10本分になってしまうので、実質20%OFF

  なるのです。ラベルを張替えて派手な宣伝すりゃ、値段が倍でも文句ねーだろ、

  なんて乱暴なこと、絶対にしそうにないところにたまらなく好感が持てる、

  超ごきげんなワイナリーです。

 

 因み1999Cabernet Sauvignon 1本の価格がA$121,000円少々)、

 最も高価なものでも、2003Shiraz 1本がA$30.00 (2,500円少々)です。 

 個人的なおススメとしては何といってもここのCABERNET FRANC

This 100% Cabernet Franc wine has a rich deep brick-red colour and spicy berry fruit bouquet with subtle oak complexity. It displays medium weight, round, mouth filling fruit flavours with a nice soft tannin finish.

 是非、試飲してみてください!

※尚、CRUICKSHANK Callatoota Estate の情報は、オーストラリアワインプレスクラブ、

ソサエティー オブ ワインエデュケーションで唯一の日本人エデュケーター、ボクのワインの大先生である、テリー寺本さんに教えていただきました。テリーさんどうもありがとうございます。この場をかりてお礼申し上げます! 

(つづく) 

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