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アッパーハンターバレーへは、ロウアーハンターバレーからゴールデンハイウェーという道路をさらに1時間ほど北西の方角へドライブします。
途中、石灰や石炭の採掘場があるため、決して風光明媚なドライブ とはいいがたく、大型トラックやトレーラーが多いのもいただけない。 しかも、ワイナリーの数はロウアーに比べると格段に少ないし、 アッパーハンターの大手ワインメーカーは、ロウアーハンターにも セラー・ドアを出しているので、わざわざアッパーまで足を伸ばさずとも、ロウアーハンターで大部分は間に合ってしまうのです。
ところが、しかし、でもでもでもー、やはりそこには侮れないワイナリーがあるんですね。効率最優先の時代に珍しく、古きよき時代のカントリーホスピタリティーもちゃーんと残っているんですね、これが!
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■ 赤ワインに専門特化CRUICKSHANK Callatoota Estate |
ここは1973年創業の老舗のブティックワイナリーです。Rose, Sparkling Velvet Cabernet, Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc, といった赤ワインに専門特化しており、2003年のハンターバレーのBOUTIQUE WINEMAKER SHOWではメダルを総ナメにしてしまった、泣く子も黙る実力派の ワイナリーです。(2009年3月現在、 しています) |
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■ 2003 Boutique Winemaker Show獲得メダル |
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■ たまらなく好感が持てる、超ごきげんなワイナリー |
オーストラリアワインであれば、1本A$25.00(2,000円少々)も出せばハズレに 当たるほうが難しい、てゆーか、ほとんどの場合、上質なワインが買えると思って 間違いないかと思います。
ここのワイナリーの凄いところは、価値のわりに謙虚な価格。さらに1ダース (12本入り)注文すると、値段は10本分になってしまうので、実質20%OFFに なるのです。ラベルを張替えて派手な宣伝すりゃ、値段が倍でも文句ねーだろ、 なんて乱暴なこと、絶対にしそうにないところにたまらなく好感が持てる、 超ごきげんなワイナリーです。
因みに1999年Cabernet Sauvignon 1本の価格がA$12(1,000円少々)、 最も高価なものでも、2003年Shiraz 1本がA$30.00 (2,500円少々)です。 個人的なおススメとしては何といってもここのCABERNET FRANC This 100% Cabernet Franc wine has a rich deep brick-red colour and spicy berry fruit bouquet with subtle oak complexity. It displays medium weight, round, mouth filling fruit flavours with a nice soft tannin finish. 是非、試飲してみてください! |
※尚、CRUICKSHANK Callatoota Estate の情報は、オーストラリアワインプレスクラブ、 ソサエティー オブ ワインエデュケーションで唯一の日本人エデュケーター、ボクのワインの大先生である、テリー寺本さんに教えていただきました。テリーさんどうもありがとうございます。この場をかりてお礼申し上げます! |
(つづく) |
TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)は、英語を母語としない人へ英語を教える資格です。12歳以上の英語学…