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南極大陸上空遊覧飛行 Vol.6

昨日、一昨日にひきつづき、南極遊覧飛行体験記です。最後のおまけのような部分ですが、帰りの機内はみんなで1つの目的を果たした達成感に包まれ、和気あいあいムードです。着陸しないのに、ここまで盛りあがれる乗客もたいしたものだけど、その舞台を演出するクロイドントラベルの企画力もあっぱれです。
 


 


(↑証明書ではありません)
 

お土産販売に群がるオージー
 
やがて機内後部で記念のTシャツ、及びキャップの販売が始まると通路に二本の長蛇の列ができる。クロイドントラベルのペンギンのロゴマーク入り。
ノベルティーグッズといっても過言ではないし、お世辞にもお洒落なデザインとはいえない。しかし、家族・友達思いのオージーの中には、一人で何枚もまとめ買いする人もいる。街で見かけても決して誰も手を出さないだろう。
 
豪州の世界遺産・マッコーリー島
 
マッコーリー島[MACQUARIE IS.TAS]の上空にさしかかると、機内放送で機長と島に駐在している観測隊員との無線の交信が流れる。マッコーリー島は、タスマニア州の南東1,300km(亜南極)に浮かぶ長さ34キロ、幅5kmの島で、1997年には世界遺産に登録されている。オーストラリア南極観測隊の前哨基地となっており、同時に海豹、ペンギン、アホウドリなど、海鳥たちの楽園である。ホバートから船で3日がかりで行ける。
 

気のきいた記念品プレゼント
 
ホバート上空を過ぎたあたりで2度目の機内食(夕食)が出る。メニューは、海老と豆のサラダ、ビーフとサワークリームの粗挽きマスタードソース和え、又は、鶏肉のバジル・ジンジャーソース焼き、チョコレート、チーズ& クラッカー、及び、コーヒー・紅茶。通常の機内食なのにどういうわけか特別美味い。夕食のトレーが下げられると、機長、フライトマネージャー2名のサインと搭乗者本人の名前を記した、南極大陸横断証明書がひとりひとりに手渡される。南極の地図とこの証明書は、なかなか気のきいた記念品である。
 
ハッピーランディング
 
窓越しにシドニーの街の灯りが見えてきた。着陸と同時に、機内にコンサートホールのような拍手と歓声があがる。午後830分、予定時刻に無事シドニー到着。機長からの感謝のアナウンスメントが流れ、再び大きな拍手が沸き起こる。長いようで短い、機内での1日が終わった。

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