コジオスコ山(2228m)登頂のベースになるのがスレドボアルパイン ヴィレッジです。標高は1,370mありますから、真夏でも最高気温が30℃を超えることはめったにありません。夏場の平均気温は14℃ から21℃、真夏でも暑すぎずとても過ごしやすい高原の気候です。 しかし、紫外線が平地の5倍も強いので、サングラス、帽子、日焼け 止めなどの紫外線対策が必須です。また、平均降雨量は119mm、 雨天が続くことは多くなく、ハイキング、マウンテンバイクやボブスレーなどアウトドアスポーツを楽しむには理想的といえます。 |
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■ スレドボアルパインヴィレッジへのアクセス方法 |
スレドボアルパインヴィレッジはシドニーの南西、約500km、メルボルンの北東、 約570kmに位置します。キャンベラからは200km、車で約2時間半の距離です。 最寄りの空港はクーマ空港(スノーウィーマウンテンエアポート)になり、スレドボ までは85km、車で1時間少々で到着します。ただし、シドニーからの便数が 限られており、航空機材の座席数も少ないので、日本から行く場合は、キャンベラを ゲートウェーに利用されるほうがよいでしょう。冬場のスキーシーズン中は、 シドニーやキャンベラからスキーシャトルが毎日でていますが、スキーシーズン 以外はこのサービスはないため、一般的には専用車両をチャーターするか、 レンタカーを借りてアクセスします。
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■ スレドボアルパインヴィレッジ開発の歴史 |
スレドボアルパインヴィレッジの開発者、チェコスロバキア人のTony Spoonerは、 スノーウィーマウンテンオーソリティーの写真家でした。オーストリアの有名な スキー場、サンアントンのスキーインストラクターの経験から、この地のスキー リゾートとしての将来を有望視し、1955年コジオスコチェアリフト・スレドボ ホテルシンジケート社を設立、1956年に最初のリフトとロッジが建設されます。 1987年、アマルガメイテッド・ホールディングスがスキー場とヴィレッジを買収し、 さらに100億円近い資金がつぎ込まれました。ヴィレッジ内にはホテル、 コンドミニアム、ロッジなどの各種アコモデーション、レストラン、ブティックが 建ち並び、教会、テニスコート、ゴルフコース、プール、ジム、スーパーマーケットから 消防署、警察署、郵便局までを兼ね備えた1つのコミュニティーを形成しています。 現在、ヴィレッジ全体で宿泊ベッド数は4,150床あります。
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(つづく) |
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