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ブログ第四十九回 ピノ・グリ

Friday 22/08/08

 今私が働いているお店は7:30pmオープンで、シドニーのレストランでは珍しいと思います。だからという訳ではないですが、7:30pmの予約でも早く来るお客様がけっこういて、ウェイティング・バーがない関係上、いつも3軒となりのパブの2階のバーを勧めています。最近、そのパブのリノベーションが終わって、いい感じになりましたよ。残念ながら、私たちの仕事が終わった時間は、もうとっくの前に閉店しています。今度仕事前に偵察がてら、そこでビール一杯でも引っ掛けていくか。うん、それがいい。仕事熱心みたいでいい。

 

今日のワイン。Catalina Sounds Pinot Gris 2007

NZのMarlborough(マルボロ)といえば、やっぱりSauvignon Blancですが、Pinot Grisも結構いいのがあります。ちなみに、このワインのラベルは有名なMarlborough Soundsのイラスト。北島の最南端の首都Wellingtonからフェリーで南島のPictonに向かうとき、南島の北の数々の入り江がそのMarlborough Sounds。フェリーの上でビールを飲みながら、その美しい眺めを見ていたころが懐かしい。もう8年も前のことです。さて、ワインのテイスティング。少しピンクがかった色調のこのワインからは洋梨、ローズヒップ、オレンジ・ピール、スマック、杉皮などの香りが漂ってきます。口に含めば、期待通りのドライなテイスト。適度な果実味があるけれど、酸味とグレープフルーツ系の苦味がバランス良く構成されていて、余韻もそれらの味わいが切れることなく続いていきます。このワイン、実は先週の土曜日に開けて、ちょびちょび飲んでちょうど1週間経ったところ。酸化による味わいの変化がほとんど感じられないので、一家に一本のワイン???

料理とワインのマリアージュ: Cuttlefish, Cucumber, Fennel and Ruby Grapefruit Salad

Score: 17 / 20

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