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ブログ第八十回 ピノ・グリ

Monday 02/03/09

 今日はお休みです。昨日は仕事があって、ハイド・パークであったワイン&フードのイベント“Sydney Cellar Door”に行くことができませんでした。去年のイベントには行きましたが、お昼過ぎからものすごい人・人・人に膨れ上がっていたのを覚えています。なかなか行けないNSWのワイン産地のワインを一挙にテイスティングできるのですから、かなりお得なイベントですよね。お昼から酔っ払ってもいいし。

 来週末もありますよ。ワインとフードのイベント“Taste of Sydney”。Centennial Parkで行われます。私は、その期間中(12~15日)の1日でも休みがもらえるかどうか・・・。

 その前に、我々のイベント“料理とワイン”がありますよ。今回のテーマ決まったんだっけ?

 

 今日のワイン。Carrick Pinot Gris 2008

NZのCentral Otagoといえば、QueenstownやWanakaをベースにしたスキー・エリアで有名ですね。そして、ワインの人気も急上昇中なのです。Central Otago産のPinot Noirは世界的にもトップ・レベルですし、Riesling、Sauvignon BlancやPinot Grisといった白ワインもハイ・クオリティーなものが多い。今回のお勧めワインはPinot Gris。私はCarrickとは長いお付き合いです。以前のお店“Claude’s”の時から、Pinot NoirやChardonnayをワイン・リストに入れていましたが、なぜかいつもPinot Grisを加えるチャンスが無かったのです。今のお店でようやくオン・リストしました。さてテイスティングです。とろりとなめらかで、果実の凝縮感(洋梨、ライム、アップル、クインス)、ヌガーのようなナッツの風味、酸味もしっかりしていて、ミネラルも心地よく主張してきます。余韻に残る仄かな果実味の甘味はまったくいやみが無く、体に染み込んでいく過程をゆっくり楽しめるのです。

料理とワインのマリアージュ: Chicken Kofta with Chervil & Candied Peel Salad in Egg and Lemon Soup

Score: 18/20

 

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