Eastern Hill Fire Station
イースタンヒル消防署は、1893年に建設され当時、再編されたメルボルン市消防本部(Metropolitan Fire Brigades Board)としてオープン。背面に住居棟、作業等があった。1978年に新しい本部ビルが建設された。
場所:48 Gisborne Street (corner of Victoria Parade),East Melbourne VIC 3002
建築:1892-1893年
建築期:エドワーディアン
建築スタイル:ネオゴシック様式、クイーンアン
建築家:Smith & Johnson
消防署の2階に配置された火災警報器の中央制御室
メルボルンには、カールトン、ウェストメルボルン、イースト・メルボルンの3か所に消防署が置かれていた。イースト・メルボルン消防署は、スプリング通り周辺の政府中央官庁、メルボルンのシティ(CBD)の約400のビルなどを管理するメルボルンの中央消防局。
1901年にメルボルンは、オーストラリアの最初の首都となったため、首都を守る中央消防局として国家で最も重要な消防署であった。1900年ころのメルボルンは、世界でも裕福な都市のひとつであった。この中央制御室が、1900年代初頭の世界で最も進んだ消防所の設備だ。
レディドン、タルボット式消防車
1860年 英国ロンドン、メリーウェザー(Merryweather)社製の2頭立て馬車式消防車。火災の現場に到着すると馬は切り離された。ブレーキはついてない。12名の消防士によって操作された。 この消防車にはポンプが備えられているが、水は消防車とは別に用意する必要があった。ポンプの能力は、1分間に800リットルと見かけは貧しいがかなりの能力があった。
ホッチキスはしご消防車(The Hotchkiss Fire Engine) James M. Hotchkiss 制作
最初のはしご車は、1912年にフランスから輸入された。その後12年間に36台が輸入された。輸入されたのは、シャーシーとエンジンをばらばらで輸入して、メルボルンで組み立てた。当初は、ホースを輸送する車として輸入され、その後、ポンプと梯子をメルボルンで追加装備したもの。
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