どうも!!
最近英語という果てしなくデカイ壁にあたっている
コリパンでーす!!
ほんと最近思うこと!!
英語はほんと難しい!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ、こんなこと言ってても仕方がないので!!
本日のネタは・・・・・・・・・・!
ブレーキ編!!
前回ブレーキパッドの説明をしたのを覚えてますか?
http://web.jams.tv/vaucluse/view/id-43633
こちらを開いていただいたら前回のブレーキパッドについて載ってます!!
では本日のメインディッシュ『ブレーキフルード』に移りましょう。
この名前で気になる部分といえば
『フルード』
ですよね。
別名『ブレーキ液』と言ったり『ブレーキオイル』とも言われています。
見た目は水で少し薄めた蜂蜜ですね。
車(だけなのかな)に使われる液体において、滑りやすくするために使われて
いる物を『○○○オイル』と言います。
例えばみなさんご存知の『エンジンオイル』であったり『ミッションオイル』
などがありますね。
それらとは違い、圧力を伝える事が一番の仕事である液体があります。
それが『フルード』です。
例えば
『ブレーキフルード』
『ATF(オートマチックトランスミッションフルード)』
などです。
「圧力ぅ?なんじゃそりゃ?」
って感じですよね
では自転車を思い浮かべてください。
自転車のブレーキは車と違ってレバーを握りますよね。
レバーを握ると『ワイヤー(金属のひも)』がレバーと連動しているので、
ワイヤーは引っ張られることになります。
すると、ワイヤーの先端に付いている自転車のブレーキパッドがタイヤを
挟み込みます。(前のブレーキの事です)
さて、車のブレーキはどうなのでしょうか?
ブレーキを踏んだらワイヤーを引っ張ってブレーキパッドを…。
ちょっと怖いですよね。
車は少なくとも1000キロ近くあるわけですからワイヤーだけでは少し
心細いです。
ワイヤーが切れたら即事故ですしね
そこで『ブレーキフルード』の登場です☆
ブレーキフルードはブレーキペダルを踏み込んだ力をブレーキパッドに
伝えているのです。
どうやって伝えるか?
単純に思い浮かべてください。
両方口があいている円柱(パイプ)があります。
円柱の片側の先っぽには長さ3センチのピストン(栓)が付いています。
※この時のピストンはゴムの塊と考えていただくとわかりやすいと思います。
ゴムでは無いですが、正式な部品名はキャリパピストンといいます。
そのピストンは前後に自由に動けます。
もちろん3センチ以上押すと円柱から脱落してしまいます。
そのピストンの外側にブレーキパッドがぴったり密着していると考えましょう。
円柱のもう一つの先っぽ(ピストンの逆側)にはブレーキペダルがぴったり
密着しています。
そして円柱にはブレーキフルードが満タンです。
この状態でブレーキを踏むとブレーキフルードが加圧されて逃げ道を探します。
この時、圧力の逃げ道はピストンを押すことですよね。
ピストンは自由に動けるのですから、ピストンは円柱から脱落する方向(外側)
へと動いていきます。
ここで、ピストンに密着しているブレーキパッドも同時に押されます。
前回の復習になりますが、ブレーキパッドのすぐ近くにはブレーキディスクが
ありますよね。
つまりブレーキパッドは強制的にブレーキディスクに衝突し、さらに後ろから
押されている間ずっとブレーキディスクに押し付けられます。
一連の流れをまとめるとこのようになります。
ブレーキを踏む ⇒ 円柱内のブレーキフルードに圧力がかかる ⇒ ピストン
が押される ⇒ ブレーキパッドが押される ⇒ ブレーキディスクを押す
⇒ ブレーキが効く!
という事です。
「ピストンを押すだけだったら水でもいいんじゃない?」
その通りです。
でもブレーキに使用しているからこそ起こる特別な問題があるのです。
それは…。
『ブレーキとは、車が進む力を熱に変える物』
なのです。
その熱は、まずブレーキディスクとブレーキパッドに発生します。
その熱はブレーキフルードにも伝わるのです。
もしブレーキフルードが水だったらどうなるのでしょうか。
水を温めると、60度くらい(?)から空気の泡が出てきますよね?
さらに80度とかになると泡が大量に出てきます。
ブレーキで発生する熱は200度を大きく上回ります。
つまり簡単に水が沸騰してしまうのです。
沸騰するとご存知のように泡だらけになってしまいます。
ブレーキを踏み込んだ力は液体を通じてブレーキパッドへと伝わると
先程お話しましたが、液体の中に泡があると大変怖いのです。
何が怖いか?
それは、力が伝わりにくくなるのです。
空気のクッションが液体の内部に散乱していることで、もともとの踏んだ
力というのが先へ進むに連れて吸収され、圧力が下がっていくのです。
この泡が多ければ多いほど圧力はどんどん下がっていきます。
踏んでもブレーキがほとんど効かない車には誰も恐くて乗れません。
つまり、『ブレーキフルードは沸騰しにくい事』が重要になります。
余談になりますが、ブレーキフルードが沸騰してしまうことを
『ベーパロック現象』
と言います。
ブレーキフルードにも多くの種類がありますが、大きく分ける為の違いが
『沸点』
です。
この沸点(沸騰する温度)の違いは
≪ DOT ≫ (単純にドットと呼んでいます)
という表現を使います。
一般的には『DOT3』、『DOT4』があり、数字が上がるほど沸点が
高くなります。
もちろん値段も上がります。
普通車には「DOT4」が使用されています。
一部レース専用として『DOT5』が使用されています。でも
「DOT5が一番いいならそれがいい!」
とはいきません
レース車というのは短期間でメンテナンスを行います。
DOT5は非常に性能に優れている反面、すぐに劣化してしまいます。
つまりすぐに沸点が下がるのです。
ある意味「使い捨て」です。
町乗り車には不向きですよね(笑)
1ヶ月に1度交換する気合がある人だけチャレンジしましょう!
ブレーキフルードはなぜ交換する必要があるのか?
そのヒントはさきほどお話したDOT5で出てきました。
そうです。
「自然に沸点が下がる」
のです。
それはブレーキフルードの中に含まれているある成分が影響しています。
考えられないほど水分を吸収しやすいのです。
「水が天敵なのに水を吸収しやすい成分が入っている???」
そうなんです。訳が分からなくなりますが事実なのです。
そんな成分を入れなければいけない理由があるのですが、ちょっとマニアック
すぎなので控えておきます。(知りたい方はメール下さい)
つまり使用しているうちに水分を吸収し、どんどん沸点が下がってくるので
定期的に交換をしなければブレーキの効きが悪くなってくるのです。
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