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意外!ROWERS CLUBで本格イタリアン!

週末の午前は毎週ジョギング・タイム。

よく行くジョギング・コースはDrummoyneや「Five Dock」に接している「Iron Cove」。

この入り江は1周がちょうど7キロあり、1キロ毎に表示がでているので何キロ走ったか確認できます。

メジャーなマラソン大会が近づくと、大勢の人がここでトレーニングしています。

City to Surfだと2周、ハーフマラソンだと3周、フルマラソンだと6周ですね。

自宅からの往復距離もいれると、1周して帰ってきて15キロぐらいでしょうか・・・結構な距離です。 

調子がいい日(滅多にありません)で1時間20分、悪い日だと(主に二日酔いが原因)1時間半ぐらいです。

今日はそんなジョギング・コースにある「UTS HABERFIELD CLUB」の料理をご紹介します。

 

よくあるメンバー制のクラブです。メンバーでなくても(このお店の5キロ以内に住んでいなければ)入り口でサインすればテンポラリー・メンバーとして誰でも入れます(正式なメンバーになるためには、このお店の5キロ以内に住んでいなければいけません)。

 

ここへは随分長い間通っていますが、買い物帰りに「あ~、喉渇いたー、何か飲んでく?」みたいなノリで寄るクラブです・・・景色もいいし。。。

 

が、しか~し!最近は料理目的で通うようになりました。

女主人(だと思います。貫禄があるイタリアン・マンマ)いわく、「私の甥がねぇー、イタリアでシェフやっててさー、その子がこの間こっちに来てその伝統の技をうちのシェフに叩き込んでくれたのよー、美味しいわよー、どう?食べてみる?試してみる?あっそう、食べるのね、それはいい選択ねー」と、半強制的にオーダーさせられたこの料理が本当に美味しかったんです。注)この会話は私の勝手なイメージで和訳されています。でもホントこんな感じでした。

 それで通うようになった料理がコレ!「Cozze Pazze

 

 今日のピザ生地は少し焦げちゃってますが、いつもはとてもいい感じで焼き上げられています。

 

このピザ生地をつっついていくと、中からムール貝と絶妙な味付けで仕上げられたスパイシー・マリナーラ・ソースが現れます。

 

 

このムール貝が美味しいんですよー!今日のは小ぶりですが、身がプリンとしていてとろりとしたマリナーラ・ソースとの相性が抜群!このソースもムール貝も、パン生地で密封された状態でオーブンされるので、いろいろ複雑な味や香りが凝縮されてるんでしょうね。

そしてこのピザ生地をこの濃厚なトマトソースに浸しながらいただくのですが、これまた絶妙のコンビネーション!

生地のパリパリ加減とソースのしっとり感がすっごくいいです。とくにボウルの縁にへばりついている生地が、とても香ばしくて美味しいです(残したらいけません)。

日(シェフ?)によっては、スープが塩辛かったりするんですが、今日はパーフェクトでした。素晴らしい!やさしい味付けで完食です!

 

そして前後しますが今日オントレでオーダーしたのは「White Bait Fritters with Tartare Souce

 ぼくたちは一瞬、あれっ、オーダー間違って通ちゃったかなーと思いました。

この料理名からして、普通は少し大きめのシラウオが一匹ずつ揚がっているのかなと。。。

ところがこの一品は、小さめのシラウオがつなぎ(これは何のペーストか不明)でまとめて揚げられています。

皆さん、わかりますか?1匹1匹がギューっと寄り添ってるのが。。。

これ、ほんと美味しいんですよー。表現するのがとても難しいんです...

外はホントにカリカリ、中はというと・・・しっとりとしたシラウオたちがちゃんとその食感を残しています。「ぼくたち練り物ではないです。一匹一匹存在してるんですよ!」とシラウオたちが主張しています。これは初めての食感ですね。

レモンをたっぷり絞るだけでもいいですが、付け合せのタルタル・ソースを少しつけていただくと、その美味しさが増します。

 

さて、今日の私のメインコースは「Osso Buco

仔牛の骨付きスネ肉を輪切りにしトマト、ブイヨン、香味野菜を白ワインで煮込んだものです。

 これは私にとっては初めての試み・・・う~ん、うまい!

まずは野菜から入って、お肉へと進み、そしてこの料理の真骨頂(今書いてて思いましたが、真骨頂って料理が語源?)、骨髄にたどりすきます。

なんなんでしょう?この骨髄の濃厚な旨みは・・・と同時に「今、牛のスネ、食ってんだー」という複雑な気持ち。美味しいから、まっ、いいっか(笑)。

 

こんな感じで、今日も走った以上にエネルギーを摂取する私たちでした。いや、摂取するために走っています!

初登場、シュールなギャグが好きな、ぼくの奥さん。アバヨ!(って言ってます・・・よくわかりません)

 

RK

UTS Haberfield Rowers Club

Dobroyd Parade, Haberfield

9797-9523

 

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