松本に来ています。
なぜ?
それは、オージーが松本まで来ているからです。
オージーが出現するところは、どこでも行きます!(笑)
本日のアポイントメント先は、山の奥のまたその奥。
途中「この道で本当にあってんの?」と、何度も不安にかられながら車を走らせます。
道が細くなればなるほど、心も細くなっていきます(ウマイ!)。
実際その後お会いした方から「途中心細くなりませんでしたか?」と聞かれたので、「なりました!」と即答しておきました。
渓流が素敵です。
その手前で寄ったおそば屋さん。山中にひっそり佇んでいます。
この辺りもう絶対お店なんてないだろなーとランチあきらめていたら、いきなり手打ちそばの看板が見えたので飛び込みました。
こんな山奥でもちゃんとお店あるんですね。失礼しました(笑)。
おばあさんが一人でやっているお店です。
麺が美しく輝いています。
麺の太さの不揃い加減が、手打ちらしくていいですね。
ゆで加減もさっと熱湯に通した程度という感じで、麺の硬さが僕好み。
そして、香りがとても良いお蕎麦でした。さすが、そば処、信州ですね!
最後は、蕎麦湯で〆。あー、幸せ・・・(笑)
スーツ姿の僕が珍しかったのか、おばあさんが「東京からですか?」と聞かれるので、
「いえ、オーストラリアからです」と答えると「えっ?」といった感じだったので、
もう一度答えると今度は「はっ?」という反応だったので、
「日本のずっと南にあるオーストラリアから来ました」と答えてようやく理解してもらいました。
さすがのオージーもこのお店までは来てないようです・・・(笑)
客は僕一人だったのでいろいろ世間話をして、この土地の素晴らしさを教えていただきました。
冬の雪景色、夏の深緑、秋の紅葉、そして春の山桜の素晴らしさを、
おばあさんは、さも目の前に桜が咲き乱れているような、うっとりとした表情で語っておられました。
満開は5月だそうですが、一度ぜひ訪れてみたいです。
この目の前にそびえ立つ山が、一面山桜で覆われるなんて、一体どんな美しさなんでしょう?
そして、おばあさんがサービスで出してくれた「干し柿」。
なんて日本茶に合うんでしょう~、美味しいー!
風景の美しさが、住む人の心も美しくし、食べ物も美味しくするのかしら。
*余談ですが、数学者の藤原正彦教授がその著書で、
「数学者は美的センスが必要。定理・公式は美しいもの。世界の名だたる天才数学者は、
田園や寺院といったとても美しい風景の中で生まれ育った人に多い」というようなことを書かれていたのを思い出しました。
そしてアポの帰りは車内から松本城を激写!
日本は本当に美しい国ですね。 その美しさ、しっかりG’Day Japan!で伝えていかなきゃ。
RK
そば処 ひなた
長野県松本市大字入山辺東桐原1516
0263-34-4365
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