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「Master Chef」にはまってます!

チャンネル10でほとんど毎日放映されている「Master Chef」にはまってます。

前回のシリーズは何回か観た程度ですが、今回のシリーズは結構真剣に観てます。

オーストラリア人の最新の食情報や嗜好、食材や調理方法なんかもわかるので、結構勉強にもなります。

(料理するときの参考にするわけではなく、日本の食品メーカーの方から、ときどきオージーの食に関する質問がくるので)

この辺りも何かG’Day Japan!の企画につながるかも!

でも基本、放映時間には帰れないので、録画で観てて夜中になることもしばしば(笑)。

 

いや、これが面白いんです!

単なるグルメ番組ではなく、そこには様々な人間ドラマがあり、友情あり、嫉妬あり、涙あり、笑いあり、

チープなドラマを観ているより、よっぽど惹きこまれます。

自分が応援している人が脱落して去るときには、本人と共に涙します。

いや応援してない人でも去るときは、一生懸命料理してた姿を思い浮かべると可哀想で泣けてきます(どんだけ感情移入しとるん?笑)。

 

審査するのは現役シェフや料理評論家たち3人で、司会進行も務めます。

この3人がそれぞれ結構いい味をだしていて、コメントはいささかストレートなのですが、

その言葉の端々から、料理へのこだわりや、料理する人への尊敬や愛情が感じられます。

 

毎回テーマがあり、そのテーマにそったタスクを時間制限内でこなし、その味やプレゼンテーションを審査員が審査し、

毎回誰かが勝ち抜いたり脱落しますが、これがやはり素人にとっては大変そう。「料理の鉄人」もそうですが、やっぱり時間制限はきついですよね。

人によってはパニクったり、泣き出す人もでてきます。つまりみんな真剣そのもの。真剣な闘いには当然ドラマが生まれます。

これがはまる原因です(笑)。 今までのエピソードが動画で観れます→こちら

でもこれ観てると「料理の鉄人」のアイアン・シェフたちが、わずか1時間で何品も作るなんて、神業に思えてきます。

 

このあいだの日曜日のテーマは「JAPANESE INVENTION FOOD」 。

これはみんな戸惑ってましたね。みんな日本食は大好きでよく食べるようですけど、実際に料理したことはあまりないようでした。

ま、テーマが「TRADITINAL FOOD」ではなく「INVENTION FOOD」なのが救いですけどね・・・笑

 

今回用意された食材「うなぎ」「豆腐」「まぐろ」の中から選ばれたのは「まぐろ」。まー、順当な選択ですね。

いやー、「うなぎ」でなくてよかったー。昔々オージーのバーベキュー・パーティーに招待されて、

「日本人が来るっていうから、うなぎ用意しておいたわよ。日本人はうなぎ好きでしょ?」と言われて、

生のうなぎを塩コショウと醤油でバーベキューしたうなぎ食べたときは、正直辛かったなー・・・下ごしらえしてなかったからなー・・・

今回もしうなぎが選ばれてたら、審査員の人達も僕と一緒な思いしたかもね・・・(笑)。

 

で、今回選ばれたツナ。

寿司握る人、蕎麦サラダ風にする人、うどんと組み合わせる人、たたきもどきに挑戦する人、天ぷら作る人(えっ、マグロを天ぷら?)など、

オージーの日本食に対するイメージが垣間見れて面白かったです。

 

えっ、今日は前ふりが長い?早く、グルメネタ紹介しろ?

はい、大丈夫です!トータル的にはいつもと一緒ぐらいのボリュームですから(料理の紹介が薄っぺらということですね)。

なのでもうちょっとひっぱります(笑)。

 

3人の審査員の中にジョージというグリーク系オージー(だと思います)シェフがいます。

大声をだして参加者をビビらせますが、根はお茶目でキュート、やさしくてハートがある、番組にはかかせないキャストです。

料理のスタートはいつもジョージの掛け声とともに始ります。今回は「がんばって」と日本語で合図してました(笑)。

そして、タイプアップもジョージのカウントダウンとともに宣言されます。

いつもは「10 seconds!9 seconds・・・・・5!4! 3! 2! 1! That’s itTime’s up!」といった感じですが、

今回はさすが、日本語でカウントダウンやってくれました!

 

ジョージ「ごー!しー!さん!にー !いち!That’s itTime’s up!」

 

・・・・・・・・・・・・ん? 

 

あーっ、ジョージー、おしいなー、でも、ちょっと違うんだなー、これが。

でも、そりゃ、そうだよね、誰かが「日本語で、1、2、3、4、5ってどう言うの?」って聞いたことそのまま言ってるだけだもんね。

まさか「1、2、3、4、5」と「5、4、3、2、1」で数字の言い方が違うなんて、想像できないもんね。

でも、数字に関する日本語は難しいのですよ。数え方も「にー、しー、ろー、やー、とー」って数えたり、

「ちゅうちゅう、たこかいな」って数える人、今もいますから。僕の親です(笑)。

動物によっても数え方違うし、なんなら同じ「匹」でも数字によっては「ぴき」「ひき」「びき」と違いますからね。

やっぱ、日本語完璧に話せる外国人は、すごいなーと尊敬します(笑)。

 

えーと、さすがに前ふり長すぎですね(画像もないし、ひっぱり過ぎ)。

さて、話の流れから、今日はそんなお茶目なジョージがレシピーを披露してくれた

「LASAGNE WITH PORK AND VEAL MEATBALLS」(レシピーはこちら)の、

うちの奥さん風です(レシピをあまり参考にしているわけではなく、まあ適当です。テレビもほとんど見てなかったし)。

 

でも、見た目はこんな感じで美味しそうです!焼きたてです!

 

チーズが焦げた何とも言えない香ばしい香りが食欲をそそります。

中身はこんな感じ。あっ、ぼけた。

 

僕は正直言うと、ラザニアという料理があまり好きではなく、好んでは食べません。

チーズと肉の組み合わせが、こってりしすぎていて胃がもたれてしまいます。

でも、ジョージの料理を見てて、無性にこのラザニア食べたくなりました!

ミートボールっていうのがナイス・アイデアだと思います。ミートボールとミートボールの間の隙間を、

いろんな野菜で埋めていくのもとてもいいアイデアだと思います。

本物の味はわかりませんが、奥さんが作ったミートボールラザニア美味しかったです。またひとつ苦手料理が減りました(笑)。

 

そして、せっかくミートボール作ったので、日本人的には肉団子も作っとかないとね(笑)。

でもビーフにナツメグでミートボール作ってますから。それに甘酢のあんがマッチするんだろうか。。

 

いやいや、これがなかなかです。肉団子がこんがりと揚がっていて、箸で割ると中からジュワーと肉汁がこぼれます。

断面図はこんな感じ。あっ、ぼけた。

う~ん、美味しいー!同じミートボールなのに、ソースによってこんなにも違う料理になるのですね。

 

皆さんも、もしお時間があれば「Master Chef」 観てみてください。結構はまりますよ(笑)。

ちなみに奥さんが応援してるのはCALLUM、僕が応援しているのはFIONA

皆さんは誰を応援しますか?

 

でも、正直言うと、英語さえクリアできれば、普通の日本人で料理センスがある方であれば、

結構簡単に上位に組み込めるような気がするのは僕だけでしょうか・・・・・?笑

次回は是非どなたかチャレンジして、日本人の技を見せてほしいものです(笑)。

 

rk

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