日本での結婚式に出席するのは僕の実妹の結婚式以来なので、かれこれ18年ぶりぐらいでしょうか?
いや違った、実弟の結婚式に3年ぐらい前に出席したぞ。でもこちらは純和風だったので、洋風挙式はやはり随分久しぶりです。
ここオーストラリアでの結婚式に慣れてしまった僕の、義妹の結婚式に出席した感想はと言うと、やはり華やかで豪勢に感じました。
スライドショー、友人たちのパフォーマンス、写真撮影タイム、プロの司会やシンガーなど、
オーストラリアのシンプルな挙式とはまた一味違った趣がありましたねー。
最後に読み上げる花嫁の手紙は特に日本的だと思いますが、身内であるだけにやはりジーンときました。
そして今回驚いたのが、料理のレベルの高さです。結婚式の料理というと、たとえそれが高級ホテルであったとしても、
何だか高いだけでそんなに美味しくないってイメージでしたが、いやいや相当なレベルでした。
義母の話によると、ブーケを造花にしたり、スライドやテーブルの名札など、自分たちでできることは全部手作りにして予算を切り詰め、
その分料理を奮発したそうです。うん、グッド・チョイス!だって日本の場合、ご祝儀という制度がありますから、出席したもらった方には
それなりに喜んでいただかないとね~、特に僕たちみたいな食いしん坊にとっては、引き出物よりも食事の方が楽しみ、って方も多いのでは???
まっ、出席者にとってはそんなことより、新郎新婦の幸せオーラをもらえるだけで十分ですけどね・・・それは日本もオーストラリアも同じですね。
ということで今回は、ブログ開始以来初めての結婚式場のコース料理の登場です(とうとうそこまで来たかー!苦笑)。
身内の結婚式で甚だ恐縮ですが、このブログを通じて読者の皆さまにも幸せをおすそ分けできれば幸いです。
場所は私自身も初めて訪れる東京ミッドタウンの「ザ・リッツ・カールトン東京」です。
いや~、完全なお上りさん状態で、キョロキョロしまくりです。どのレストランもショップもイケてますねー。
それにしても外国人(アジア人や欧米人)の方、多いです。
白人に関して言えば、シドニーのアッシュフィールドやハリス・パークより多いかも・・・笑
今回の僕の役目はバージンロードで花嫁(義妹)をエスコートする以外にも、ビデオと写真を撮ることを義妹から任命されました。
ということで当日はビデオを回し続け、写真を撮りまくりました。後で二人に見せてあげようと、誰も撮っていないであろう料理の写真がこちらです。
ちなみに料理名は持ち帰ったメニューの原文そのままですが、 さすが日本、料理名にロマンティックな物語性を感じます。
多少怪しいカタカナ表記もありますが、そこはご愛嬌ということで・・・
<新鮮海の幸のマリネと赤いパプリカの柔らかムース/クリスピーなパスタ飾り/香草ピストーとクリアーなトマトジュレ>
猛暑続きの日本では、こういう清涼感溢れる料理が心身ともに涼しくしてくれます。
パプリカのムースが特に口当たりよく、口の中がヒンヤリとします。イクラが口の中で弾け、海老のコリっとした食感もよかったです。
<黒トリュフの香る森のキノコのカップチーノ/フロマージュスティックパイ>
このスープにやられました。スプーンで一口すすって、思わず「美味しいー!」と奥さんと顔を見合わせた、見た目も可愛らしい一品。
トリュフよりもマッシュルームの香りがとても印象に残っています。
僕だったら料理名は「森のキノコが香るカプチーノ、トリュフ風味」にするな (こら!勝手に料理名変えるな!)
カプチーノだけだと見た目が殺風景ですが、このチーズ・スティックが添えられてるだけで随分印象が変わります。
<小笠原産尾長鯛のポアレとフォアグラソテー/グリーンアスパラガスのスティーム/サフラン風味のアイヨリとシェリーヴィネガーソース>
随分豪華な素材の組み合わせですね。料理名だけでヨダレが・・・
贅沢な味わいの鯛とフォアグラがお互いケンカしないように、優しいテイストのソースとアスパラガスが間を取り持っています。
それぞれの食材をソースにからめていただいてももちろん美味しかったですが、鯛とフォアグラ二つ同時に口に含むと、
何ともゴージャスで複雑な味わいが口の中いっぱいに広がりますた。ふ~、幸せ・・・(今日の新郎新婦には勝てないけど・・・笑)
<ブラッドオレンジソルベとクリスタル>
〆のお肉に行く前の、口直しの一品。ブラッド・オレンジの香りがとても良く、また口の中もすっきりします。
シャリっとした歯ざわりも仕切り直しには持って来いで、お肉を食べる準備が整います
そして上にのっているのがその名の通り、クリスタルなオレンジです(そのまんまやん)。
カリカリっとこちらも美味しくいただいちゃいました。
<黒毛和牛背肉のエーギュイエット/根セロリのピュレと季節の彩り野菜/カフェ・ド・パリとソース・ボルドレーズ 二つの味わい>
でました~!本日のメイン!あ~、この写真見てると、あのジューシーで濃厚な味わいが、鮮明に蘇ってきます。
口の中でとろける、という表現がぴったりです。ほど良く脂がのっていて、料理名の通りソースによって肉の旨味の引き出し方が違い、
まるで違うお肉を食べてる錯覚に陥ります。どちらのソースも甲乙つけがたいですが、赤ワインベースのボルドレーズの方が好みかな?
添えられた季節野菜も美味。お肉が濃厚な味わいなので箸休めになります。お肉のポーションもパーフェクトで、お見事な一品。
<レモン風味リコッタムース/季節のフルーツとバジルソース/ピンクグレープフルーツソルベとビスコッティー>
白いキャンパスに描かれた、色彩豊かな絵画を彷彿させるデザートでした。
味も量もとても上品で「東京のデザート」って感じ(どんな感じかというと、有閑マダムが食べてるって感じのデザートです・・笑)がして、
オーストラリアのデザートに慣れてる僕は、あっという間に平らげました。
さすが、ザ・リッツ・カールトン東京(二人が相当奮発したのかもしれませんが)、美味しい食事を堪能できました。
幸せオーラを浴びながらの美味しい食事、久しぶりに日本の結婚式を満喫させてもらいました。
それにしても美味しかったなー!そりゃそうだ、この料理には「二人の愛」がたっぷり注がれてますからね・・・
なにはともあれ、二人の門出を祝って、心からおめでとうー!
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