6月17日水曜日、ビクトリア州のメルボルンにおいて、2011年に南アフリカで開催される
サッカーワールドカップの
アジア最終予選日本対オーストラリアの試合が行われます。
と、いまさら書く必要がないくらい、日本国内や豪州在住の日本人は、ほとんどの方が知ってまいすよね?
しかし、ここオーストラリアでは、ご存知のようにNRL(ラグビーリーグ)とAFL(オージールールズ)が
幅を利かせ、それにクリケットが加わって
サッカーは、二の次どころか、四番手・・・いや、
ラグビーユニオン、水泳、テニスの次くらいの人気ではないでしょうか。
(ただし、子どもたちのクラブ登録人数が一番多いスポーツのようです)
ワールドカップ出場をすでに決めていることもあり、6月10日のシドニーで行われたバーレーン戦は、
チケットが半分(5万枚)
売れ残ったという話ですし・・・
しかし、日本にとって、オーストラリアと対戦するのは、当分の間は、なく、
(今度のワールドカップでお互い、決勝トーナメントに進めば話は別ですが)
将来アジア予選で何度も対戦するであろうオーストラリアには、すでに本戦出場が決まっているとはいえ、
是が非でも勝っておきたい相手だと思います。
前回、2月11日の横浜での試合は、引き分けでしたし、
3年前の6月には、ドイツのワールドカップで屈辱の大逆転で負けた相手です。
これまでの対戦成績は、日本の5勝6敗5分(引き分けはPK勝ち1を含む)となっています。
今回の試合会場となる、MCG(メルボルン・クリケット・グラウンド)は、その名の通り、
クリケットのために1853年に建てられたスタジアムで、
今では、クリケットだけではなく、AFLやラグビー、
サッカー、コンサートなどにも使用されています。メルボルン・オリンピックのメイン会場にもなりました。
公称10万人収容のスタジアムですが、今までの最高観客数は、1970年AFL(当時はVFL)の
グランドファイナルにおいて、なんと12万1696人もの
観客がつめかけました。
日本最大のスタジアムである横浜国際総合競技場は、7万2327人なので、その2倍近くの人数ですね。
(東京の国立競技場は5万339
人)
この由緒あるスタジアムには、ミュージアムや見学ツアーがありますので、行かれる方は是非ご覧になってください。
MCGのホームページ