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サマータイムが始まりました!

ついに5日の日曜から始まったサマータイム。すでに35度を超える日もあり、夏の強い日差しを感じる今日このごろ。サマータイムの始まりは夏の始まりでもあり、これからオーストラリアは本格的な夏を迎える。(日本はもう長袖らしいのに……)
 
今年の夏の始まりが早いと感じた人も多いのではないだろうか。それもそのはず。2007年10月にNSW州が「Standard Time Amendment ( Daylight Saving) Bill 2007」という法案を可決し、例年シドニーでは3月最終日曜日だったサマータイムの終了日も今年は1週間延長、10月の最終日曜だった開始日に関しては3週間も早いスタートとなったのだ。この法案の目的は、NSW州やACT(首都特別地域)、VIC州などサマータイムを実地している州で時間を統一させることにより、混乱を軽減させることである。(余計混乱を招いている気がしないわけでもないが…)
 
 
そもそも、サマータイムの始まりは1917年。正式には「Daylight Saving(デイライト・セイビング)」といい、夏の間は日が長いことを有効に利用した、省エネルギー化を目的としている。(ちなみに、日本でも戦後にGHQの指導の下、一時的に実地されていた。国民の反対により廃止されたが、深刻な地球環境を考えた今、また検討されているとのこと。どうなる、日本!?)
 
ともあれ、サマータイムも始まり、ますます夏のにぎわいを見せるオーストラリア。今年の夏もまた、素敵な夏をすごせますように!
そして火曜日からはじまる学校や仕事に向かう皆さん、遅刻をしないように気をつけてくださいね!!
 

州名

日本との時差
サマータイム中の時差
NSW(ニューサウスウェールズ)州
+1時間
+2時間
ACT(首都特別地域)
+1時間
+2時間
SA(南オーストラリア)州
+0.5時間
+1.5時間
VIC(ビクトリア)州
+1時間
2時間
TAS(タスマニア)州
+1時間
+2時間
WA(西オーストラリア)州
-1時間
±0時間
QLD(クイーンズランド)州
+1時間
+1時間
NT(北部準州)
0.5時間
0.5時間
 
*QLD州、NT州では現在サマータイムは導入されていない。また、WA州は2006年12月に3年間の試験的な導入を決定(今年のサマータイムは10月26日から翌年3月29日まで)。今後の正式な導入に関しては2009年以降に国民投票を行い決定されるとのこと。
 
サマータイム期間(10月第1週の日曜日から4月第1週の日曜日まで)
一部ホームページではまだ改正されていないので、注意。
 
参考URL(オーストラリア政府観光局)

http://school.australia.jp/travel/time.htm

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