今週11月22日より開催されているジャパニーズ・フィルムフェスティバル。

27日（土）にはシドニーだけの特別企画“アニメ祭り”が開催され、

4本のアニメーション作品が鑑賞できる。

これにともなうスペシャルイベントとして、「東京マーブルチョコレート」の

塩谷直義（しおたに・なおよし）監督をゲストに迎え、

上映後にQ&Aセッションが行われる予定。

来豪前の塩谷監督に、今回の上映に向けてコメントをいただいた。

ー普段、どんなところから作品のインスピレーションを受けますか？

塩谷監督（以下S）：日々の生活の中から、どんなものにも注意深く観察していると思います。

何か面白いことがないかと想像して妄想しています。

映画や小説、博物館や色々な場所に出掛けるのが大好きです。

そんな中から突然何かを思いつくことあります。日々楽しく生きていくことを大事にしていますね。

ー今回のオーストラリアでの上映で、期待することや意気込みなどをお願いします。

S：ドキドキしています！　そして、楽しみにしています！

一つ一つの作品ごとに、多く仲間が集まり長い時間をかけて完成にいたるので、

僕だけでなく日本にいる多くの仲間も同じ気持ちでいると思います。

何よりも今は、皆様に映画を楽しんでもらえることを祈っています。

ー今後の予定は？　新たな作品の予定などはありますか？

S：次回作を準備しています。内容はまだ言えませんが、

日々すごく面白い作品になっています。楽しみにしていてください。

この「東京マーブルチョコレート」は、韓国にて開催されたSICAF 2008の長編部門にて

大賞受賞という快挙を成し遂げた、アニメファンのみならずとも見逃せない作品だ。

アニメ祭りの詳細はウェブにて。

14th.japanesefilmfestival.net/filmlist.html