今だけ奨学金が返済不要!ビクトリア大学の学費が35%割引!
メルボルンに本キャンパスを構えるビクトリア大学(Victoria University)は、世界トップ2%入りのワールドクラスの大学。 …
今日から2月です。早いもので2011年もあと11カ月しかありません。こんな調子ではアッという間に年末になってしまいます。今年こそ……するぞ!などと決意したあなた、すぐにでも手をつけないと、また今年も決意だけで終わりますよ〜。
大丈夫だもん、2月3日は旧正月。旧暦だったら新年の抱負はまだ間に合うぞ…なんて言ってないで、立てた目標に向かって、毎日コツコツ努力しましょうね。
毎日コツコツといえば、面白い調査結果が発表になりました。
ニュー・サウス・ウエールズ州では大学入学に向けて、HSC(Higher School Certificate)という州統一試験が入学試験を兼ねて実施されます。この試験の結果が、高校11・12学年の成績評価とともにスコア化され、各大学の入学基準の指標に達しているかどうかで、大学入学が決定します。
いわばHSCは大学入学試験として大事なもので、毎年12月には成績上位者や大学入学者が新聞に掲載されます。そのリストを見てみると、トップクラスの学生の名前が、いわゆるオーストラリア人の名前ではなく、アジア系の名前だということに気づきます。中国人やベトナム人などの名前が多いんですね。
「やっぱりアジア系は優秀なんだな」「さすが中国人だ、頭のできが違うんだ」などと思ったりしますが、実はそんなことはないという結果が発表されたんです。
もちろんオーストラリアは多民族の移民社会ですから、成績上位に色々な民族を背景にして育った2世、3世が名を連ねるのは当たり前ですが、それにしても毎年、中国系やベトナム系の名前がトップに並ぶと、(やっぱり民族的な違いがあるんだ)と思ってしまうのも当然ですよね。
別にオーストラリア人がアホだと言っているわけではありませんが、結果として差があるのは歴然としています。
そこで(なぜ、中国系やベトナム系の生徒は勉強ができるんだ?)と調べてみたところ、毎日、自習をきちんとしているということがわかったんです。なぁ〜んだ、そんなことか、と言うなかれ。毎日コツコツというのがポイントです。
小学3年生を対象に調べたところ、中国系の子どもたちは、毎日1時間、きちんと机に向かって自習していました。オーストラリア人の子どもたちは、週に1、2回、20分ほど、それも多くは台所のテーブルやラウンジでしています。
勉強する時間も大事ですが、机でするというのが重要なんですね。そうすることで集中できるようです。確かにほかの家族がいるキッチンやラウンジでは気が散って集中できません。そして毎日コツコツがいかに大事かということです。
「成績を良くするのは、懸命に勉強することだけではなく、いかに毎日の習慣とするかだ」と、この調査をした学者さんが言っています。そして「民族の違いは優劣を決定しない。勉強の習慣がそうさせる」とも話しています。
オーストラリア人の親御さんは、子どもが高校生になる前は自習の必要性はあまり思わないようですが、中国系の親御さんは、子どもが小学生の頃から家で勉強させる習慣を付けさせています。その違いなんですね。
There is no Chinese secret, just regular work at homework.
それでもオーストラリア人は、小学生の子どもに毎日1時間の勉強はやり過ぎだ、日本や韓国のように試験のための詰め込み教育の弊害を知るべきだ…なんて思っているようです。
安心してください。韓国はいざ知らず、いまや日本の子どもたちは毎日、ゲームに夢中で、勉強なんかしていませんから。
要は、子どもの頃から、勉強に限らず何かをすこしづつ、毎日やり続ける習慣が大事だということです。
もちろん、毎日ゲームをする習慣は困ったものですが…。
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