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今日は2月2日、そうです「2(ふう)2(ふ)」で、夫婦の日ですって。だから何なんだって言われても、夫婦仲良く暮らす日。たまには夫婦向き合って、愛を確かめあう、なんてのもいいかもしれません。
そういえば11月22日に、今日は語呂合わせで、「いい夫婦の日」なんて言いましたね。「夫婦」より「いい夫婦」のほうがいいですね。11月の勝ちか…、なんて考えていると、4月22日は「よい夫婦の日」だということを発見。(酔い夫婦という意見もありますが)4月も負けてはいないようです。
ところがどっこい、「毎月22日は夫婦の日です」なんて言われると、ずいぶん夫婦も安売りされているなぁという気になります。で、「究極の夫婦の日」というのが登場しました。「平成22年2月22日」で、22(夫婦)がこれでもかと出るからですって。この日に結婚した人が随分いたようですよ。
まあ、少なくても毎月22日に夫婦仲よくするのはよいことでしょう。夫婦喧嘩は犬も食わぬと言いますし、夫婦の日があろうがなかろうが、勝手にやってくださいと言いたくなりますね。
オーストラリアではご存知のように離婚率が高いですね。妻が夫の稼ぎに一方的に頼るような夫婦生活ではないですし、共働きは当たり前、女性が一人でも生活していける社会ですから、安定を求めての結婚生活という考えが最初からありません。
インターネット社会の広がりで、最近の離婚の原因には、ソーシャルネットワーキングが増加してきました。特にFacebookによる男女のチャットがエスカレートするケースが多いようです。なにも若い世代に限らず、中高年の間でもその傾向が見られるそうです。
面と向かった関係ではなく、コンピュータ上のチャットですから、お互いに情愛が生まれるはずがないと思っている節があるようで、最初は気軽なおしゃべりから次第にエスカレート…、というのが真相のようです。
そんなインターネット社会ですが、もちろん現実に離婚となると、財産分与だの子どもの養育だの、裁判沙汰にまでなるケースが多くあります。
最近あった裁判ですが、一度は愛し合い、子どもが生まれた関係を持った女性が相手の男性を、不動産の権利を主張して訴えたケースがあります。ところがこの女性、一度も男性と一緒に暮らしたことがないのです!
えっ、なんで? と思いますよね。女性はデ・ファクト(事実婚)関係にあったと主張しているんですが、男性はただのお友だちだったと言っています。家庭裁判所の判例では、デ・ファクト関係はあくまでも同居の事実が必要となっています。
男性は、知り合ったあと何度か家に招かれ、ペンキを塗ってあげたり、戸棚を作ってあげたり、食事をしたりしたが、これまでたった2回しか泊まってはいないといいます。その後彼女の妊娠が分かり、男性は次第に離れていきます。
裁判長は、二人のデ・ファクト関係は一緒に暮らしていたのかどうかを判断しなければならず、「ソファに座って一緒にピザを食べていたとしても、ともに暮らしていたと言えるわけではない」として、訴えを退けました。
まあ、男性がお金持ちだったからこその訴えなのかなという気がしますが、へんに下心を持って近づくとエラい目に遭いますよということなのでしょうか。
Facebookにしても、親切心や下心にしても、男女の間は難しいですね。クワバラ、クワバラ。
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