最悪のシナリオを想定して住民全員避難劇を推進した

クィーンズランド州首相アナ・ブライさん

ブリスベン方面の洪水に続いて

『今度こそは、被害を拡大させるもんか！』と

夜通し、台本なしで自分の言葉で情報提供してた

横に手話通訳をぴったり置いて。。。

「キャンピングカーで他の地域へ移動している人は、避難所に戻ってきてください。

今回のサイクロンを侮ってはいけません」

「上陸したときには、一旦停電にします。火事などの二次災害を防ぐ為です。

火は使わないように。。。」

「落ち着いて通過するのを待ちましょう。。。」

など、避難するにも慎重な行いでと周知させてた

この危機管理の方向性の見極めやリーダーシップは

日本の今の政治家にもぜひ見習ってほしいよね

おかげで住宅や街の中に被害は及んだものの
人的被害はなかったし、
カテゴリー５と言われたヤシーも
思いが伝わったのか、その勢力を弱めてきた

また、その避難所では日本人の妊婦さんに陣痛が起こり
３時間半の戦いの末、たまたま居合わせたイギリス人助産婦の
手助けにより、赤ん坊の出産劇まであった

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1353124/British-midwife-delivers-baby-emergency-shelter-Cyclone-Yasi-strikes.html

↑　可愛い赤ちゃんの写真です！クリックしてみてください

しかし、大きなオーストラリア大陸へのサイクロン上陸図には

さほど感じなかったかもしれないけど

このヤシーを他の国に例えたら

【ヨーロッパに上陸したら。。】　　【ニュージーランド付近に上陸したら。。。】

【ベトナム付近に上陸したら。。。】【インドに上陸したら。。。】

その範囲はひとつの州どころではなく、数カ国にまで被害が広がります

しかし、ヤシーの動きはここで止まったわけではない

サイクロンは地球の縦線に南極に向かって降りていくので

幸い、ゴールドコーストやシドニーは避けられるけど

内陸の特にアリススプリングあたりは

この厚い雲の影響で、近いうちに大雨が予想される

またその大きな雲の範囲はビクトリア州をまたぎ
先日の大雨に続いて、さらなる豪雨をもたらすのではないか

と警戒されている

最近の異常気象。。。

エルニーニョやラニーニャ現象
が起因しているだけなんだろうか。。。

これからも気象情報に注目していた方がよさそうです

＊本日の記事には、Sydney Morning Herald の写真を使用してます

ご訪問ありがとうございます

クリックもヨロシクです

↓

>>全文はこちら