まだ、企業の日本支社にお勤めの方とその家族に、
主に震災にまつまる電話カウンセリングを
することがあります。
最近は、首都圏にお住まいの外国人の方と
英語で電話カウンセリング。
地震のない国で育ってずっと過ごしてきて、
家族の都合で数年だけ滞在する日本。
それなのに、日本でも最大級の震災に
あってしまった・・・。
どんなに驚愕したことでしょう。
震災にあった方は、
揺れの激しさとともに、
とても長く続いて、いつまでも
終わらないような感じであったことが
怖かったと口をそろえておっしゃるようです。
ふだんの地震よりも、かなり長時間だった。
恐怖がずっと続いた。
地震慣れしている日本人でも、
いまだかつて経験したことのないほどの
激しい揺れ。
日本人でもたくさんトラウマタイズされたのに・・・。
どんなにショックであったか怖かったというのは、
本当に理解できます。
地震のない国から来て日本最大級の震災にあったのだから、
どんなに怖かったかはたやすく理解できること。
ショックを受けるのも当然であるということ。
その共感の上で、震災以外は日本での生活は
どうだったんですか?
割と快適でしたか?
どんなところが好きですか?
まあもう少し住めるという感じがしていますか?
と聞いていきます。
認知の再構成。
自分の認知の、案外日本の生活にポジティブな感情も
持っていることの確認。
そんな感じでカウンセリングは進んでいきました。
豪に住んでいる外国人である私と、
日本に住んでいる外国人である彼女。
最初は、私が豪に住んでいて震災を実体験していないことに
多少不満そうだった彼女も、
なんだか私達には共通点があり、
気持ちを分かちあえる部分があることに
気づいて、関係の中に満たされていきながら・・・。
つかの間の出会いと分かち合いに
私も感謝でした。
シドニーこころの相談室 (サイコロジスト やのしおり)
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