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ハンター・バレー、ワイナリー巡りの旅その11@CRACKED PEPPER

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いよいよハンター・バレーの旅も終盤に差し掛かりました、って言っても、たったの1泊ですけどね・・・

それにしてもたった一泊二日のネタでひっぱりすぎですよね・・・シドニーネタをお待ちの方、すみません・・・ もうしばらくお付き合いを・・・

 

 

さて、今回のハンターバレー最後の食事は、今回2回目の訪問の「CRACKED PEPPER」というモダン・オーストラリアンでのランチ!

と、その前に、ランチ用のワインをお隣のワイン・セラーでゲットしないと!

 

こちらも毎回訪れているセラーですが、そんなに愛想がいいわけではないので、シャルドネを買って早速レストランへ!

 

 

 

 

前回訪れたとき結構印象的だったので、2日目のランチはここと決めていました!

 

 

 

さて、今回はどんなお料理がでてくるのでしょうね?

 

 

 

Warm Salad of Byron Bay Black Berkshire pork belly & baby squid

 

 

出だしから素晴らしいお料理と巡り合いました!

 

 

白いお皿の舞台に立つポークが主演男優、イカが主演女優、モヤシやパセリらの野菜陣が脇役、

 

ストーリーにアクセントを与えるのはカシューナッツの役目、

 

チーズやソースはその存在からすると舞台を演出する照明やバック・ミュージックと言ったところか、

 

もちろん舞台監督はシェフ、観客は僕たちです。味わいはというと・・・ぜひ皆さんの舌で直接味わってみてください!

 

 

 

 

House-made gnocchi tossed with sweet roasted pumpkin, toasted pine nuts, baby spinach & a dash of garlic cream

 

これはニョッキが主役で・・・パンプキンが脇・・・もういいっちゅうに!しつこいわ!

これも美味しかったなー そんなに凝ったお料理ではないのですが、なんともほっと落ち着くと言うか、

懐かしい味わいというか、それはきっとニョッキの歯ごたえとパンプキンの味わいがそう思わせるのだと思います

 

 

 

Zucchini & dill fritters with spicy fried cauliflower, mahammara & white bean puree

 

 

カリフラワーもズッキーニもきちんと料理されていますが、その存在を盛り立てるのが、

 

白豆のピューレと奥に見える「mahammara」のピューレ。どちらもあまり身近ではない食材ですが、妙に舌に馴染むのです。

 

これらのピューレ、いろいろな食材とマッチすると思います!

 

 

 

 

Buffalo mozzarella with basil & macadamia pesto, baby truss   tomatoes & local roquette

 

 

バッファローの濃厚なチーズと、さっぱりと新鮮な味わいのトマトとバジルが対照的で、お互いを引き立てています。

シャキシャキした食感としっとりした食感も対照的で、歯ざわりも楽しめます。この料理の特徴を一言で表すなら「瑞々しさ」ですかね?!

 

 

 

 

今回もすべて素晴らしいお料理でしたが、少々気になったのはお料理のサーブされる順番。

 

本日オーダーしたのはどれもオントレ・サイズだったのですが、写真の順番通りにサーブされました。

 

本来なら、モッツァレア、ズッキーニ、ポークとイカ、ニョッキの順番が妥当かと思うのですが・・・

ウェイト・スタッフが奥でシェフにサーブする順番を相談していましたが、これは計算なのでしょうか?!

 

だって、この順番が実に良かったのですよ!

最初に驚かせ、次にほっとさせ、そして納得させ、最後にすっきりさせる、これって高度なテクニック?

 

 

 

 

そろそろハンターバレーを離れる時間が近づいているかと思うと、ちょっとした景色が感傷的に写り、名残惜しくなってきます。

 

 

ひとつひとつの風景、ちょっとした花々にも感情が移入し、旅の終わりが近づいていることを実感するのです。

 

 

こういった一抹の寂しさを感じるのも、旅人ならではですよね・・まぁ~、言ってもたった一泊二日ですけどね・・・

 

でも今回思いましたが、旅はその長さではなく、その充実感ですよね!

 

 

 

 

 

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