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ひところ、企業駐在員にとってベストの都市は「スリーS(エス)」と言われていました。シンガポール、サンフランシスコ、シドニーの3都市です。ちなみにワーストは「スリーC(シー)」で、カイロ、カルカッタ、コロンボでした。
今では駐在ベストテンやワーストテンはかなり変わってきたのでしょうが、その評価基準は変わってはいません。暮らしやすさであり、安定した物価であり、整備されたインフラなどでしょう。
企業が社員を一人海外に送るにはかなりの経費がかかるもので、「失われた20年」の日本にとっては、各企業ともできるだけ派遣を少なくして経費節減の努力を行っています。おかげで駐在員が主要会員であるオーストラリア各地の日本人会の会員数は減少の一途をたどっているほどです。
そこで企業にとっては世界各国の主要都市の生活費がどのくらいのものなのか知りたいところです。
国際人材調査会社「ECAインターナショナル(ECA International)」が今月8日に「最も生活費の高い都市ランキング」を発表しました。この調査は、企業が海外に駐在員を派遣する場合の生活費がどの程度かかるかを調べたもので、外国人にとって世界一生活費が高かったのは、前年に続き東京でした。3位に名古屋、5位に横浜、9位に神戸がランクインしています。
トップ10とオーストラリアの各都市の順位は以下の通りです。
2011年順位 都市名(国) 2010年順位
1 東京(日本) 1
2 オスロ(Oslo、ノルウェー) 2
3 名古屋(日本) 4
4 スタバンゲル(Stavanger、ノルウェー) 6
5 横浜(日本) 5
6 チューリヒ(Zurich、スイス) 10
7 ルアンダ(Luanda、アンゴラ) 3
8 ジュネーブ(Geneva、スイス) 9
9 神戸(日本) 7
10 ベルン(Bern、スイス) 11
16 シドニー(オーストラリア) 29
18 キャンベラ(オーストラリア) 26
21 ブリスベン(オーストラリア) 39
25 メルボルン(オーストラリア) 36
26 パース(オーストラリア) 42
28 アデレード(オーストラリア) 45
日本の都市が上位なのは物価高、円高なのだろうとよく分かりますが、オーストラリアの各都市はみな前年から順位をアップしています。シドニーをはじめオーストラリアの主要都市が30位内に入りました。それも各都市が大幅に順位を上げています。それだけ豪ドル高が影響しているのでしょうし、物価が上昇しているのでしょうね。
7月の新年度からは、電気料金などが値上がりするニュースが伝えられています。ますます物価が上がり、苦しい生活になりそうな雰囲気です。
まあ、シドニーがロンドンやパリ、ニューヨークよりも生活費がかかるなんて、昔は思いもしなかったことですが、それだけシドニーはじめオーストラリアの都市が世界的な都市になったと喜ぶべきことなのでしょうか…、なんてわけないですよね。
「オーストラリアは快適な国」「シドニーはスリーSの都市」というのは、もはや過去のお話しかもしれません。
とは言っても、企業は生活費のみで社員の派遣を決めるわけではなく、ビジネスチャンスを考えて決定するわけですから、たとえ豪ドル高でも資源会社が高利益を上げれば上げるほど、経済の活発化につながっているのでしょう。
そして反対に、オーストラリアの企業は労働力の安いアジア諸国にそのビジネス進出を遂げているわけですね。
駐在員にとっていまでも「快適大国オーストラリア」なのかどうかは疑わしいですが、資源大国なのは間違いありません。そして、消費の活発な動きを見ると、なんだかオーストラリアは景気が良いのだなと感じる反面、物価の上昇を見ると将来に向けて不安がよぎります。
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