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ちょっと前のブログで書きましたが、新聞記事に取り上げられてから全然予約が取れなかったベトナム・レストラン。
その後何回かチャレンジし、先日ようやく予約がとれました!(記事掲載後の数週間は予約が取りづらかったですが、現在はOK)
その名も「Yen For Viet」・・・
店名の「Yen」は、「切望」とか「熱望」とか「憧れ」という意味(恐らく)。「円」の意味ではない・・・はず(恐らく)。
何回も何回も電話して、このお店に恋焦がれていた僕たちは、まさに「Yen for Yen For Viet」って心境です・・・(うまい!)
赤い看板が目印です。混沌としたマーリックビルにあるのに、洒落た雰囲気が漂っています。
これはお店を後にするときに撮った写真ですが、
入店時は満員状態でした!しかも全員オージー、ここマーリックビルなんですけど・・・
店内も赤が基調でシックな感じでした。
「Golden brown squids stuffed with prawn, pork mince and black fungus」 $12
熱々の状態で運ばれてくるので、湯気で写真が曇ってしまいます。それほど揚げたてホヤホヤということですね。
ふぅふぅしながら一口頬張ると「うぁお、一品目から絶品料理!」
料理名にある通り、イカの胴体に海老、豚のすり身、キクラゲが詰まっています。こんな食材のコンビネーションは初めて!
外の衣はサクサクで、イカの身は柔らかく弾力があり、すり身はしっとりしています。
味を確かめながらゆっくり咀嚼すると、徐々にイカ、海老、豚の旨みが口中に広がってきます。
まさに「Golden brown」に揚げられた衣もしっかり味付けされていて、主役のイカ、海老、豚たちを引き立てています。
全てに完璧ですばらしいディッシュでした!
「Crispy pancake stuffed with bean sprout, mung bean, prawns」 $12
以前にも書きましたが、僕たち初めて訪れるベトナム・レストランでは、この「バイン・セオ」というベトナム風パンケーキを必ずオーダーします。
どのお店もオリジナリティーがあって、ひとつとして同じ味がないこともありますが、そのお店のレベルというか実力がわかるような気がします。
これ、今まで僕たちが頼んだバイン・セオの中で一番大きいかも!
この海老のプリプリ加減、写真で伝わるでしょうか?口の中で本当に「プリッ」と音をたてます。
パリパリの外側とは対照的に、内側はしっとり半熟のパンケーキがこのお店の特徴。
そしてこの黄色い「mung bean」の甘味が、とてもこのパンケーキに合っていて美味しかったです。
「Chicken stir-fried with fresh herbs in curry and coconut cream」 $15
こちら初めて味わうテイストのお料理でした。
柔らかなチキンと筍やキクラゲなどの野菜が、ココナッツ・フレーバーのカレーによくマッチしていて、
トッピングのピーナッツが味と食感のアクセントになっています。
このお料理を食べていると、ふいに遠く離れたベトナムの田舎の田園風景が浮かんできました(行ったことないけど)。
「Caramelised Fish in Clay Pot」 $12
グツグツ、熱々の状態で運ばれてきました。これ日本を想わせる懐かしい味わいのお料理です!
くせのないあっさりした白身魚に甘めのタレがしっかりからみ、日本の煮魚料理によく似ています。 白いご飯が絶対に必要・・・
「Combination fried rice」 $10
香草とハムが味と香りのアクセントになっています。
お米のパラパラ加減も完璧で、胃にもたれず最後までさっぱりいただけました。
いや~、さすが人気店だけありますね~、美味しいのは当たり前ですが、どのお料理も他店にはないテイストが組み込まれています。
シェフのちょっとしたアイデアや知恵なんでしょうね
Yen For Viet
296 Illawarra Rd, Marrickville
9558-2819
Lunch
Sat to Sun 11am – 3pm
Dinner
Tue to Sun 5:30pm – 10pm
BYO wine only $2 p/p
www.yenforviet.com.au
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