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スポーツ大国オーストラリアの威信をかけて

いよいよ今日から第7回ラグビーワールドカップが、お隣りのニュージーランドではじまります。

大会では4つの予選グループでの総当たり戦で上位2チームが決勝トーナメントに進みます。気になるオーストラリアと日本チームの予選組み合わせは以下の通りです。(※カッコ内は世界ランキング)

オーストラリア(2)はアイルランド(8)、イタリア(11)、ロシア(19)、アメリカ(18)のC組です。

日本(13)は、カナダ(14)、フランス(4)、ニュージーランド(1)、トンガ(12)と対戦するA組です。

アジアでは強い日本ですが、世界となると予選突破は至難ですね。フランスやニュージーランドは無理でしょうが、カナダやトンガに勝てれば大健闘でしょう。でも、最近強くなってきた日本代表に絶大なる応援を!

オーストラリア代表のワラビーズは、このところニュージーランド代表のオールブラックスに負け続きで、かつてのオーストラリアン・ラグビーの栄光はどこに?と非常に不安でしたが、先日のTri Nation(オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカの参加国対抗戦)で宿敵ニュージーランドに勝って優勝しましたから、果たしてワールドカップ3度目の優勝を獲得できるかどうか、ちょっと期待が出てきました。

これまでオーストラリアと南アフリカが2度、ニュージーランドとイングランドが1度優勝していますが、2011年のワールドカップの栄冠は果たしてどこに?

ところで、ラグビーといってもオーストラリアでは、ラグビー・ユニオン、ラグビー・リーグ、オーストラリアン・ルールズと3種類あります。いずれも英国から来たラグビー(ラグビー・ユニオン)が元になって、リーグやオージー・ルールズが生まれてきました。ラグニーワールドカップはこの伝統的なラグビー・ユニオンの世界大会です。

本当はもっとややこしくて、ラグビーもサッカーも同じ「Football」の仲間ですから、厳密にいうとオーストラリアのフットボールには、サッカー、ラグビー(ユニオン)、リーグ、オージーボールの4つあるということになります。

スポーツ大国オーストラリアですから、これらのスポーツに参加する人も多く、子どもの頃からラグビーやサッカーに興じて、大人になっても趣味で続けたり、大会の観戦に出向いたりと、スポーツはしっかりと生活に根付いています。

スポーツ観戦ではオーストラリアン・ルールズが最も人気があり、男性で19.3%、女性でも13.2%が観戦しています。次いで、競馬、ラグビー・リーグ、モータースポーツ、サッカー、クリケット、ラグビー・ユニオンとなっています。(ABS 2009-10)

子どもたちが実際にどんなスポーツをしているかというと、男の子では、サッカー(19.9%)、水泳(17.2%)、オーストラリアン・ルールズ(16.0%)がトップ3です。女の子では、水泳(19.8%)、ネットボール(17.0%)となっていて、水泳の人気が高いですね。

まだまだ将来もオーストラリアはスポーツ大国であることに間違いはないようです。

(水越)

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