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顎関節症 ②

 

何がおこっているのか?

例えば、歯ぎしりをしてしまう方は、一晩中筋力トレーニングを行っていることになり、

朝起きるとアゴ関節周辺、そして首の痛みや頭痛につながることもあります。

また、ぼそぼそ話す癖があると、関節の内部にあるディスクがズレてしまい、

無意識にアゴ関節をもとに戻そうとするため、さらに歯ぎしりやくいしばりが続く悪循環に陥ってしまいます。

 

他にも、スポーツなどで顔面周辺にケガをした過去をお持ちの場合、

関節包や靭帯が固くなってしまい本来3次元の動きができる関節の可動域が制限され、アゴの不具合につながります。

 

しかし、現代の生活の中で、一番の原因はコンピューターの普及による姿勢の悪化にあると思われます。

特に猫背になると、首、肩、アゴ関節に負担がかかり、他の原因と合わさってアゴの不具合を引き起します。

 

フィジオセラピーでの治療法

症状によって治療法は異なりますが、一般的に、

  • 評価、診断をうけ主因を突き止め、治療を受ける。施術ではアゴ関節周辺の筋肉をほぐしたり、関節包や靭帯を正しい方法でストレッチをかけて可動域を回復させて行きます。

  • そして治療での効果を最大限にするために、自宅で行うストレッチ運動の処方を受ける。

  • セラピストの指導のもと、 主因となっている生活習慣の改善を行う。(例:姿勢の具体的な改善方法など)

  • 必要に応じて、マウスピースを使用する。

 

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