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女の子じゃいけないんですか?

最近気になった発言から…。

今年5月に元交際相手の女性への強要未遂と住居侵入の疑いで逮捕されたロックンローラー、内田裕也の発言ですが、「内田裕也って誰?」と言われると困りますが、女優の樹木希林の夫(ずっと別居中ですが)といっても、「樹木希林って誰?」と言われると困りますね。この夫婦の娘の夫が俳優の本木雅弘といえば、「ああ、そうなの」となりますかね。

 

とにかく、昔からお騒がせのロッカー内田裕也が、週刊誌の対談で話していました。逮捕されて警察の留置場に入れられてしまうのですが、捕まったことのある人はお分かりでしょうが、留置場では名前を呼んでくれないんですね。みな番号を付けられて番号で呼ばれます。

 

毎朝、点呼があって、「○○番!」と呼ばれると「ハイッ!」と答えるわけです。よくテレビドラマにも出てくる場面ですね。で、内田氏は対談相手(阿川佐和子)に嬉々として聞くんですね。

 

内田「俺、何番だったと思う?」

阿川「え〜?……まさか……?」

内田「おう、69番(笑)。ロック、ヨロシク!」

阿川「ホントにィ? リクエストしたんですか」

内田「そんなわけないじゃん(笑)」

 

それで毎朝の点呼に、みんなは「ハイッ!」と答えるのに、内田裕也だけ「69番!」って呼ばれたら「よろしく!」って言ってたようです。なんだかできすぎた話しで、作ってない?と思いましたが、まあ、阿川さん相手にほかのこともちゃんと答えているからホントの話しなんでしょう。(それとも警察の洒落だったかもしれませんが)

 

留置場で監獄クロックを歌ったかどうかは書いてありませんでしたが、歌いかねない人ですね。

 

ところでロックにこだわる内田裕也ですから、震災後、ロック仲間に声をかけて石巻で炊き出しをやって、バナナ690本、ミカン690個配ったというくらい、ロックにすべてをかけています。でも、毎日6900円被災地のために積み立てる計画は、借金まみれで少し難航しているようですが…。

 

被災地を元気づけ、明るくしたニュースが、日本女子サッカー代表「なでしこジャパン」のワールドカップ優勝でしたね。

キャプテンの澤穂希選手が注目を浴びましたが、その澤選手がワールドカップのメキシコ戦で1試合で3得点するというハットトリックを達成して、国際Aマッチでの通算得点が78点となりました。

 

これはそれまでの日本記録、釜本選手の75点を上回る新記録となったんです。釜本選手といえば、1960年代から70年代にかけて、実業団のヤンマーで活躍し、1968年のオリンピックメキシコ大会で銅メダル獲得のヒーローですが、その釜本選手の記録を抜いたわけです。

 

で、当の釜本氏、「記録は抜かれるものだけど、まさか女の子に抜かれるとはね(笑)」と、語ったそうです。まあ、笑いでごまかしていますが、内心悔しいのでしょう。抜かれた相手が「女の子」ですから。

 

とはいえ、澤選手を「女の子」と呼ぶには無理があり過ぎですね。15歳で代表デビューして、それからずっとエースとしての座を守り続けているスーパースターですから。釜本氏にとってはカズ(三浦知良選手)にでも抜かれれば、気持ちよく「よくやった」とでも話したのかもしれませんね。

 

サッカー界ではスーパースターが活躍して日本の力も次第に世界に認められてきましたが、相撲界では日本人力士の影薄く、モンゴル勢など外国人力士の活躍ばかり目立っています。

 

そんな角界に、元小結の舞の海氏が発言しています。

 

ーなぜ、モンゴルの人たちは強いんですか?

「みんな太ってないからです」

ー太ってない?

「太りすぎてると、伸ばしようがないんですね。できる訓練が決まってしまうんです」

ーでも、日本の新弟子検査には太った子がたくさん並びますね。

「本当は太った子は入門させない方がいいです」

 

さすが、小兵力士として数々の技を繰り出して大男の力士を倒しただけある舞の海関、ただ太っているだけではいけないことを良く知っています。

 

そこで、次代の日本相撲界を担う人物として、なんと、ハンマー投げの室伏広治選手を挙げています。

 

「室伏選手は自分の身体のことをよく分かっていますし、鍛え方を知っています。あの方なら十分横綱になれます」。

そう話す舞の海氏ですが、ぜひ、室伏氏が土俵で相手を投げ飛ばすハンマー技をみたいものです。

 

(水越)

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