【オーストラリアのビール事情!】現地でどんなビールが飲める?...
南半球に位置するオーストラリアは、これからサマータイムを迎えます。せっかくなら、滞在中にローカル御用達のビールをたしな…
久しぶりにサリー・ヒルズにやってきました!
今回の目的のレストランはモダン・オーストラリア料理の「The Devonshire」。
お得なディナー・メニューがあると聞きつけたので、どれどれと、こんな顔しながら訪れました。
どうやってこのお店を知ったかというと、
随分前に一度ご紹介したフレンチ「バルザック」(現Montpellier Public House)のスー・シェフが、
現在この店のヘッド・シェフをやっているとのことで、興味を持ちました。
今日のお目当て、お得なディナー・メニューとは「Pre-theatre menu- $45pp」!
このお店、オントレのお値段が通常$20~$25、メインが$29~$36します。
それが火曜~土曜に限り、夜8時までに席を立てば、2コースたったの$45となります(最大$16もお得 )!
さらに、火曜~木曜はワインの持ち込みOKで、しかも火曜は持ち込み料なし!
加えて言うと、このお店エンターテイメント・カードが3月いっぱい使えるので、メンバーであればお会計からさらに25%オフ!
ハハハ、いかがですか?ファイン・ダイニングなのに「ジャパネットたかた」なみにお得じゃないですか???
この辺りには久しぶりに来ましたけど、街のど真ん中だというのに緑が多くていいですね~。
サリーヒルズと一口で言っても、いろいろな顔を持っています。
お店はこじんまりとして落ち着いた佇まいでした。
内装はそんなに凝っていないですが、ファイン・ダイニングらしくシンプルでエレガントな雰囲気。
客層もエレガントな方が多かったです。
奥深いお店の造りになっていますが、一番奥のカウンターの上に天窓があるので、夏場は夕方でも自然光の中で食事できます。
ということで、本日はディナーだというのに比較的きれいに写真が撮れました。
まずアミューズ・ブッセがサーブされました。
最初はイタリアのライス・コロッケ「アランチーニ」かな?と思いましたが、
割ってみると、ライスではなく、まさにコロッケを思わさせるマッシュド・ポテトが詰まっていました。
でももちろんのこと、普通のコロッケであるはずはなくリッチでエレガントな味わい。
このワサビ・テイストのソースがアクセントとなり、揚げてあるのにさっぱりといただけました。
シェフのちょっとした技が垣間見れ、この後のお料理が楽しみになりました!
「ブレッドと特製バター」
上がハニー・バター、下がソルト・バター。
いつもパンを食べ過ぎるので、注意しないといけないのはわかっているのですが、ついつい手が伸びるほど美味しかったです。
温められたブレッドがモチモチで食感よく、そしてバターが癖になる味わい。ソルトの方も美味しかったですが、
僕はハニーの方が気に入りました。キャラメルっぽいテイストが入っていて、ブレッドにピッタリでした。
それではまずオントレから。
「Pot roasted chicken raviolo, 'stuffing', tarragon and spinach」
一瞬なんだかよくわからないですよね?見た目の華やかはないのですが、「墨絵」や「書道」を彷彿させる芸術を感じました。
ではナイフを入れてみましょう。
いかがです?こんな感じです。いや、正直想像していなかったビジュアルです。もっと派手なお料理だと思ってた・・・
これが上品な味わいで美味しかったんですよ~!ローストされたチキンがとても柔らかくて、シンプルな味付けだけに、
チキンの旨味をたっぷり堪能できます。そしてこのフォーム(泡立ってるソース)がチキンによくからみます。
恐らく先ほど紹介したハニー・バターが使われているはず。それだけで香りも味もとてもゴージャスなものになっていました。
「Scallop cannelloni, confit squid, cucumber and ink vinaigrette」
僕はこれ、少ししか味見していないのですが奥さんは大絶賛!料理名にある帆立はどこ?って感じですが、
左右に横たわるカネロニ・パスタの中に練り物として存在していました。いや、これは凝ってるお料理でした。
見た目も派手派手しくなく、奥ゆかしく繊細な美しさがありました。ひょっとしてここのシェフ、日本に訪れたことあるかな?
特筆すべきはこのイカか・・・絶妙の火の通し加減で、イカのベストな状態を表現していました。
それではメインに行きましょう!
「Confit King Salmon, buckwheat risotto, prawns, kohlrabi, ginger and dill」
こちらも先ほどのチキンのオントレ同様、フォームのベールで覆われている状態で、
一見して料理の全容がわかりません。しかしながら、その贅沢な香りと言ったら・・・
食べ進めるうちに少しずつ細部が現れてきます。そして僕は途中からそばの実のリゾットに夢中になってしまいました。
サーモンとプロウンの魚介類の旨みも楽しめましたが、主役はやはりそばの実か・・・
このリッチなソースを思いっきり吸って、そばの素朴な味わいがゴージャスに演出されていました。
「Wagyu rump cap, roast tongue, fondant potato and spinach」
本日のオオトリのお出ましです!和牛ですよ、和牛!
運ばれた瞬間から思わずこんな顔に・・・
まずはなるべくソースをつけずに、そのままのお肉を味わってみました。フォークでひとかけら切り取り、ちょっと口に含む・・・
う~ん・・・・・・本当に美味しいときは人は黙ると言いますが・・・まさにそんな感じ・・・目を瞑ってひたすら肉の旨みを愉しむ・・・
そして本日持ち込んだPINOT NOIRを一口飲む・・・しばらくそれを繰り返す僕・・・うん、最高やね! もうなんもいらんわ!
日本の霜降り肉が少々苦手になってきたこのごろ(若い頃はあの霜降りが大好きだったけど、最近はちょっとToo muchに感じる)、
このファットが一切ない和牛の旨みがタマリマセン!(霜降りではないけど、旨みは間違いなく和牛の味わい)
次にソースをたっぷりからめていただきましたが、さすが計算されたソース、より一層肉の旨みを愉しめました!
でもどんな濃厚なソースで味を引き立てても、和牛の旨みは圧倒的でした。
そしてこの甘く味付けされたポテトが最高!あくまでも脇役ですが、その存在感はたいしたもの!
お肉の濃厚な味わいの後このポテトをいただくと、またお肉が食べたくなるのです。
味付けや食材などうまく計算されたお料理だと思います。お見事!
このお店、もう一度訪れたいです!リーズナブルということもありますが、創作料理の中にも奇にてらいなく、
技と経験があってこその斬新な、でもときには典型的な食材の組み合わせやテイスト、純粋にその味わいを楽しめました!
サーブはすごく良いとか悪いと言った感じではなく、いたって自然で普通・・・でも、居心地は悪くなかったです・・・
このお料理と値段であれば、声を大にして言いますが、行く価値ありだと思います!
こ洒落た街で、気軽にモダン・オーストラリアン!シドニーに住んでいる特権ですよ!
The Devonshire
204 Devonshire Street. Surry Hills
9698-9427
BYO Wine Tuesday – Thursday (Tuesday no corkage fee- Wednesday and Thursday $10 per bottle)
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