「今週の相場の焦点」by Joe Tsuda (津田 穣)2...
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海猿コーチからのお便り
日本に帰国されました「海猿コーチ」こと、新妻正幸コーチから、シドニー日本人会テニスクラブの皆様へ、お便りが届きましたので、以下ご連絡します。
海猿なのに雪山ですか…
シドニー日本人会テニスクラブの皆様へ
こんにちは、2011年3月から9月の間に、なつこコーチの代行で数回コーチングを担当させて頂いた新妻正幸(大槻部長からは海猿コーチと言われていました!)です。
この度、一年間のワーキングホリデービザが終了し、現在は長野県白馬村でスキーとヨガに携わりながら生活をしています。
さて、シドニー日本人会テニスクラブでコーチをさせて頂きながら、私が一番皆様にお伝えさせて頂きたかったこと、それはスポーツマンシップならぬ、“テニスマンシップ”の大切さであります。
テニスは歴史的にみても、発生がヨーロッパの貴族が社交の場で行う運動であり、競争よりも先にコミュニケーションがあり、お互いに楽しく時を過ごすことが主となっていました。
そこで私はヨガの思想からもヒントを得て、テニスのラリーの中で自分と相手の深い呼吸を観察しながら、お互いのリズムを整えてプレーをすることをレッスンでお伝えささせて頂いていました。
テニスでは、よく“上手い人としか練習したくない”という方がいらっしゃいますが、それは言葉でいえば“英語がへたな人とは会話をしない”ということと同じということです。テニスマンシップとは、言葉のコミュニケーション同様にテニスのラリーにおいても、相手がジョコビッチでも初心者の方であってもお互いが呼吸を深く、気持ちよくラリーを楽しめる状態を目指すものであります。
それには、コートに入る前の挨拶やボール拾いなどもはいってくるでしょう。
“勝負”はテニスの試合において必ずはっきりとわかるものですが、テニスマンシップにははっきりとした終わりがありません。
ですので、いつまでもテニスに行く時に、意識をして頂けることを私は願っています。
マッチ・ポイントが決まった後、日本人会の皆さまがお互いにネット越しに駆け寄り、本当の感謝の心で握手ができますように。
有り難うございました。
新妻正幸
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