調理専門学校の新しいキッチンに行ってきました!
シドニーとアデレードにある、調理の専門学校Quality College of Australiaのキッチンが新しくオープンしたという案内を受けて…
新年明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさん、年末年始はいかがお過ごしでしたか?
JAMSで告知されていたお節、どれも美味しそうでしたが、皆さんオーダーされました?
僕たちはここ数年、樹林、ブランシャル、ガリレオ、浦さんと、毎年いろいろなお節を味わってきました。
どのお節も個性があり、それぞれにこだわりや思い入れがあり、
毎回感動もので「1年の計は元旦にあり」ではないのですが、
お陰さまでここ数年素晴らしい食生活(?)のスタートを切ることができました(笑)。
そして今年のお正月は、実は奥さんが手作りのお節を振る舞ってくれる予定だったのですが、
急遽「浦さんのお節」をご紹介する役割が僕に回ってきました。そう言うことなら喜んでお引き受けすることに・・・(笑)
(奥さんはちょっと拍子抜けしたようでしたが、まぁ~、浦さんのお節が食べれるってことで喜んでいます)
それでは今年の浦さんのお節をご紹介しましょう!
数年前にオーダーしたときと同じ風呂敷ですね。これ結構使い勝手いいんですよ!
奥さん、これだけで既に喜んでたもの・・・
そして風呂敷をほどくと・・・
うぉ~、なんか和の雰囲気がたっぷりですね・・・
そして、一の重の蓋を開けると・・・
出ました~!これぞお節料理!まずは見た目が美しくてテンションめちゃあがります!
「鶏チーズ蒸と鮭砧巻き」
いきなりですが「鶏チーズ蒸」大好き!昔々「お節に飽きたらカレーもね!」っていうコマーシャルがありましたが、
和風テイストのお節の中で、ひと際洋風を自己主張していた一品で、白ワインにぴったり!
「鮭砧巻き」はお酢の上品な酸味で鮭が包まれていて、一転して日本酒にぴったりの一品。
飲兵衛の僕たちは、日本酒、スパークリング・ワイン、白ワインを予め用意して、
食材に合わせて一献やっていたので、この料理はすかさず日本酒をぐびぐび・・・笑
「鴨ロース」
身がぎゅっと締まった鴨でした!このゴージャスな味わいにはシュワシュワのバブルが合いました~!
(す、すみません、おせちの紹介というよりマッチング・ワインみたいになってきました・・・)
「叩き牛蒡」
このちょっと酸っぱい味付けがたまりません!白ゴマが味にアクセントになっています。
奥さんは「この牛蒡の味付け好き!」と唸っていました。
「黒豆 金箔」
上品な甘さが漂う一品。まさに大地の恵みといった旨みがあります。それにしても上手に煮てあるな~・・・さすが!
「数の子粕漬」
こんなのオーストラリアで初めて味わうかも・・・日本酒がススムススム・・
その代わりワインがピタっと止まりました(笑)。この、口の中でプチプチ弾ける感がたまりません!
「紅白なますいくらのせ」
紅白なますの上品な甘酢が、日本の実家で過ごしたお正月を懐かしく思い出させます。
(こんな贅沢に大粒のイクラはのってませんでしたけど・・・)
日本の家族を想う一品ですね・・・みんな、元気に暮らしているかな・・・
そして同じように紅白なます(イクラなし)食べてるかな・・・
「鶏牛蒡八幡巻」
手が込んだ一品ですね~。お醤油の香ばしさが鼻腔を刺激します。
鶏肉と牛蒡の味わいが上手に馴染んでいて、美味しくいただきました!
「田作り」
上品な甘味の中にかたくちいわしの苦味があり、大人の味わいがします。これまた日本酒がススム一品でした。
「紅白蒲鉾」
最近我が家でも蒲鉾は食卓に並んでいて、薄くスライスしてちびちび酒の肴にしていたのですが、
やっぱこれぐらいの厚みがあった方が、歯ごたえがありプリプリしていて美味しいですね~。
お醤油とわさびでいただきましたが、梅肉でも美味しいだろうな・・・
それでは続いて二の重に行きます!
一の重に負けず劣らずお見事な盛り付け!
「鮑たまり煮」
柔らかく煮込まれていますね・・・これぐらいの薄味が素材を生かすと思います。
そしてこの奥に隠れている肝が美味しすぎる・・・
この肝は日本酒の肴のために存在するのだと思います・・・いや、絶対そうに違いない!
「南瓜旨煮 椎茸旨煮 梅人参旨煮 蒟蒻旨煮 絹さや 筍旨煮 帆立有馬煮」
筍は柔らかく煮てあって、薄味で上品な味わいでした。とても幸せな気分になります。
南瓜は日本のカボチャみたい!上手に炊けてますね~! 蒟蒻はピリ辛味でお箸が止まりません!
椎茸は梅の花びらの形に細工されていました。ちょっとしたことですけど、この辺りが手抜きなしの浦さんならでは!
絹さやはシャキシャキした歯ごたえ&爽やかな味わいで、インパクトあるお料理の中でも箸休めの役割を担っていました。
人参は野菜の甘味と調味料の甘味が掛け合わさって、すごく美味しかったです。
ここまでいただいて、一瞬ベジタリアンになれるかも、と思ったぐらい美味しい野菜陣でしたが、
次に帆立有馬煮を口に含むと、磯と醤油の香りが鼻からぬけ、やっぱりベジタリアンにはなれないと思いました(笑)。
だってこんな美味しいものを食べない人生なんて僕にはあり得ない・・・
「車海老芝煮」
ここ最近海老というとグリルとかパスタとかでしか食べてなく、こういう和風テイストの海老って久しぶりですけど、
やっぱり日本の技はいいですね~!同じ海老でもここまで違うお料理になるんですね・・・
素材の旨みが引き出されていて、浦さんらしい一品でした。
「銀鱈西京焼き」
これは浦さんの定番ですね!お店で味わうあの豪華な一品が自宅で食べれるとは・・・感慨深いです・・・
お味の方はというと、はい、お店で味わう銀鱈と同じです!(詳しくはお店の味を詳しくご紹介した→こちら)
「鮭もろ味噌焼」
これは初めていただきました。鮭の歯ごたえある身にお味噌が十分に染み込んでいて、まさに和の味わい!
食べながら「あ~、日本の味だ!」と思う、これまた技が光る一品でした!
「伊達巻」
僕の大好きな伊達巻です!感無量で言葉になりません・・・品のある甘味としっとりとした歯ざわりを楽しめました。
こういうの自宅で作れるようになりたい・・・
「鰤昆布巻き」
ブリを昆布で巻く発想って日本人ならではですよね!この組み合わせ最高です!美味しく味付けされていました!
「栗きんとん」
奥さん絶賛の栗きんとん。笹の葉の香りが芋と栗に移っていて、風味ある一品に仕上がっています。
奥さんいわく「シュワシュワと合うよ」ってことで、一口いただいた後にバブルを飲むと、
あら不思議、本当に合うわ~・・・以外な組み合わせですが全然違和感ありません。
「まさに日本の和菓子と西洋飲料の国際結婚や~!」(彦摩呂風)
さて今回は、お正月にふさわしいとてもおめでたい「浦さんお節」をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
この、幸せな気分になる美味しいおせちの味わいを、少しでもお伝えできればいいでのすが・・・
今年は浦さん以外にもいろいろなレストランや食料品店でお節を提供されていましたね。
みなさん、それぞれのお節を堪能されたことと思います。
もし今回見逃された方は、機会があればぜひ来年オーダーしてみてください。
真夏のシドニーで味わうお節は、格別ですよ!
それでは今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
みなさまにとって素敵な2012年になりますように心を込めて。乾杯!
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