前回のブログに続き、またまたパディントンのネタ。
あいにくこの日は天気が悪かったのですが、相変わらずこの街は趣があり、
しっとりした大人の雰囲気、そしてアートな空気が漂っています。
本日訪れたのはアイリッシュ・パブ。こちらの写真(→1800年代のこのパブ)の通り、めちゃ歴史あります!
店内も典型的な古いタイプのパブです。
百年以上前の昔もこんな感じで、移民したての人々がビール片手に語り合っていたんだろうな・・・
さて、そんな重みある歴史を感じながらも、お腹がペコペコなので、現実に戻ってお料理と行きましょうー!笑
こちらで食事することになったのは、このパブ2階にあるダイニング「The Print Room」のレビューが悪くなく、
その下にあるパブ飯でもいけるんじゃない?っていう奥さんの提案があったからです。
「Char grilled 250g Sirlion」 $12
ステーキのサイドは、「チップスとサラダ」か「マッシュ・ポテトとグリーンピース」から選べますが、
僕たちが選んだのは写真の通り!
そしてステーキ・ソースは、「ペッパー」、「マッシュルーム・ソース」、「グレイビー」から選べますが、
僕たちは「マッシュルーム・ソース」をチョイス!
焼き加減はミディアム・レアでお願いしました。オーストラリアではこの焼き方が一番好き!
この$12ステーキはスペシャル・メニューの一つ。
スペシャル・メニューはこのステーキの他、ナチョス、パスタorリゾットの3種類。どれも$12です。
しかも毎週火曜日は、なんと!メインをひとつオーダーすると、もうひとつメインはフリー!
つまり、このスペシャルメニューなら、たった$12でふたつゲットできるのです。(但し、飲み物は必ずオーダー要です。)
二人で来るか一人で来るか(めちゃ食いしん坊じゃん!)はあなた次第です・・・とにかくお得です!
とは言っても美味しくないとね・・・というそこのあなた!(このフレーズ最近多いな・・・汗)
今日のブログ読んでからご判断を。
このステーキ、とても柔らかく牛肉の旨みがしっかり閉じこもっていて、一口噛むごとにジュワ、ジュワと口中に広がります。
まるで牛肉を食べているようです(でた!久々のこの表現!我が家では本物を食べたときに使う表現です)。
そして特筆すべきはこのマッシュルーム・ソース!お肉の味わいを引き立てる最高の役目を担っていて完璧!
でも一つだけ欲を言わせてもらうと、もっと量がほしかったです。お肉が隠れるぐらいかけてくれれば良かっのにな・・・
「DAD’S SHEPHERDS PIE」 $16.90
恐らくこのパブのシグネチャー・ディッシュです。皆さんオーダーしてましたもの。
このシェパーズ・パイ、挽き肉のミートソースの上にマッシュ・ポテトをのせてオーブンで焼いたものがポピュラーです。
こちらの写真→いろいろなシェパーズ・パイをご覧いただくとわかりますが、牛肉(または羊肉)とポテトのコラボレーション料理です。
お肉とポテトの味わいや調理方法はそれこそ千差万別、
日本で例えるならお味噌汁の数、お雑煮の数ぐらい豊富なのではないでしょうか。
そしてこのお店のシェパーズ・パイは、ビーフと野菜を煮込んだ上にマッシュ・ポテトをのせたタイプでした。
このお肉、絶品です!柔らかくて、味わいよし!香りよし!って感じです。
まさに牛肉食べてるみたいです・・・(本日2回目・・・)
ビーフと野菜の旨みが溶け出したシチューの部分はとにかくリッチな味わいで、
一緒にサーブされるこのお店のオリジナル「ソーダ・ブレッド」といただくと、もうサイコー!
その食感は、甘くはないけどパンとマフィンの中間と言ったところでしょうか。
アイリッシュにとっては、とてもポピュラーなパンなんだそうです。
いや~、僕ははそんな期待していなかった(奥さんに無理やり連れてこられた)分、感動もひとしおです!
やはり歴史や重みがあるお店には、それなりの経験を積んだ言葉で表せない美味しさがあると思いました。
ところでこのお店、ワインがめちゃ安い!
この「Pinot Noir」、ボトル・ショップで$20ぐらいのワインなのですが、ここでは$30です。
パブとしてすごく良心的な価格設定だと思いません?だって、3倍ぐらいするところざらにありますからね・・・
それにしても、一度火曜日に来ないと!ですね・・・笑 このステーキが実質$6になるのを放っておく手はない・・・笑
最後にこの日最高のワンショットを!
超おりこうさんでしょ?!(笑) 買物しているご主人の帰りを、大人しく忠実に待っていました。
それにしてもこの前足の揃え方、めちゃかわいいんですけど・・・笑
こんなかわいい犬、この時以来だわ→「ランドウィックの犬」。 本日も、連れ去りそうになっちゃいました・・・笑
Durty Nelly's
Mon-Sat: 11am-Midnight
Sunday: 12am-10pm
南半球の国・オーストラリアは、日本とは季節が反対であることで知られています。では、オーストラリアの学校は、いったい何月…