ABS(オーストラリア統計局)が、発表したオーストラリア前年度の消費者物価上昇率は、
医療保険サービスが2.8%の値上がり
賃貸料が1.1%の値上がり
一方、国内旅行費用が4%値下がりし、海外と合わせても、わずか0.5%の値上がりで、
全体的な物価上昇率としては、1.2%上昇にとどまったそうです
これは、1999年6月四半期以来の低い上昇で、
RBA(オーストラリア準備銀行-中央銀行)によると、
同期間のインフレは0.6%に軽減した
とのことでした
この数値って、どうなんでしょうね
公定歩合は低いままだったとしても
家賃にしても、生活物価にしても
全てに高い上昇率を感じているのは、私だけではないはずですが、、、?
そう言えば、日本では安住財務相が
富裕層ら一定以上の高額資産を持つ層に課税する「富裕税」について、
「2-5改正では所得課税、資産課税では、富裕層の方にぜひご負担をお願いするような
税制をまとめてまいりたい」
として、資産に対する課税に前向きな考えを示しましたね
「富裕税」は、過去日本でも昭和25~27年度に施行していたことがあるそうですが、
その際の税収額は、25年度5.2億円、26年度9.6億円、27年度22.3億円だったそうです
現在は、海外に移転している資産、さらには貴金属、動産の試算が難しいと
言われているけど、この方向性をどんどん進めるべきですよね
消費税10%にするよりも、この部分について、外国にも協力を求めて
法制化する方が誰もがいいと思っているはずですが、
ちょっと立ち上がりが遅かったですね
いつもシリアスな
安住さんにぜひ根気強く頑張ってほしいものです