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ロールスロイス物語 ※一部創作あり

 毎度です。文屋です。

 突然ですが。コレ。

 

 THEタイタニックなシーン

 

 今でも、似たような場所に立つとやっちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 ―で、洗車でも!?

 

 

 独りタイタニック!?

 

 

 いえいえ、違います。

もぅ少し引きで見てみると…。

 

 Rolls-Royce / Silver Spur

 

 

 超・高級車の代名詞「ロールス・ロイス」さんです!!

 

『Rolls-Royce』

 

 昔むかし、イギリスのとある街。

裕福な貴族の家で生まれ育った、一人の男の子がいました。

 

 彼の名前は、チャールズ・S・ロールス

 

 チャールズは、子供のころからスポーツが大好きでした。

サッカー、テニス、ラグビー、クリケット…etc.

彼は、若くして様々なスポーツを、持ち前の才能と、少しの権力

そして、少しばかりのお金の力で、極めていきました。

 

 若くしてスポーツの極みに達したチャールズ青年でしたが、彼は

その、早すぎる栄光から「燃え尽き症候群」に陥ってしまいます。

 

 「自分には、もぅ、熱くなれるものが無くなった。」

この時、彼は20代前半でした。

 裕福な家に生まれ、不自由のない暮らし、そして、才能+αで勝ち取ってきた栄光

そんな若い彼に訪れた最初の挫折の時でした。

 

 しかし、苦悩の時はすぐに過ぎ去ります。

チャールズ青年は、当時イギリスで流行りだしていたあるモノに心を奪われていきました。

 

 自動車です。

 

 彼は、またまた、持ち前の才能+αを存分に発揮し、自動車レースに没頭していくのでした。

しかし、そんな中、ある事に気づいてしまうのです。

 当時の自動車の主流といえば、ドイツでした。性能の良いドイツ車に比べ、イギリス車の

性能や技術に、次第に不満を抱くようになっていくのでした。

 

 「この国(イギリス)には、僕を満足させられる車がない。」

この時、彼は20代半ばでした。

 持ち前の行動力、才能、そして+α…

チャールズ青年に訪れた2度目の挫折の時でした。

 

 そんな時、彼は、ある男の噂を耳にします。

 「この国(イギリス)で本物の車を造ろうとしている奴がいる。」

 

 フレデリック・H・ロイス

 

 フレデリックは、イギリスの片田舎で貧しい農家の子として生まれました。

彼の家は貧しく、幼いころから父の下で働く日々でした。

 父は厳しく、幼いフレデリックにも、時に容赦がありませんでした。

そんな光景を見ていた近所の人々からは、フレデリックが可哀想だ、という

声もあり、ある老夫婦がフレデリック少年を引き取ると申し出たこともありました。

 

 しかし、フレデリック少年は「父には僕が必要です。それと同様に、僕にも父が必要です。」

と、老夫婦の申し出を断り、それまで以上に懸命に働くようになったのです。

 

 一向に良くならない家計の中で、家業だけではなく、壊れた農具の修理なども

こなしていくようになりました。

 後にこのように語っています。

 

 「うちにはお金がなかった。でもね、努力はタダで出来るんでそれだけは惜しまなかったね。」

 

 彼は、努力に努力を重ね、ほとんど独学で様々な技術を身に付けていきました。

蒸気機関、発電機、モーター…当時では、進んだ技術ばかりでした。

 元来、職人気質だった彼の性格。彼の造った発電機やモーターは、安全で壊れにくい

と、噂になり、たちまち高い評価を受けるようになりました。

 

 「僕は面倒臭いのが嫌いだったからね、何度も修理が必要なものを造りたくなかっただけだよ。」

 

 そして、彼もまた自動車の魅力にひかれていくのでした。

 

 「自分ならこの国(イギリス)で本物の車を造ることができる。」

 

 

 ―そして、1904年。

 まったく逆の生活を送ってきた2人が、運命の出会いを果たします。

 

 ロイス『僕が君を…いや、この国(イギリス)を満足させる車を造るよ。』

 

 ロールス『じゃあ、僕はその車をこの国(イギリス)…いや、世界に広げようじゃないか。』

 

 ジョンソン『その話、乗った。』

 

 お前誰やねん!!

 

 

 こうして超高級車メーカー「Rolls-Royce」が誕生したのでした。

今年で、創立108年。伝統と信頼の高級車メーカーです。

 

 

 

 

 First Class Car Care 100余年までは程遠いですが

安心と信頼を第一のモットーにしています。

 

 

 洗車・カーディテールのお問い合わせは

 

 9337 2037(日本語対応可・予約受付中)

 

 

 

 この物語は伏線以外、全て文屋の想像で出来ています。ご注意ください。

 

 

 

 

 おおきに。

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