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2012年冬季ミックス・オープン・ダブルス戦レポート
= 決勝戦は父娘の親子対決に! 果たして、タイブレークの末に優勝杯を手にしたのは? =
2012年11月11日(日)快晴。
シドニー日本人会テニスクラブでは、「2012年冬季ミックス・オープン・ダブルス戦」が開催されました。
今回は、総勢24人、12組のエントリーとなりました。大会は、A、B、C、Dグループの4つに別れて予選リーグ戦を競い、各予選グループ優勝組が優勝決定トーナメント戦に進出、優勝を競うというものです。
また、今回も予選リーグ戦敗退者によるコンソレーション戦が行われました。
気持ち良い快晴でした!
予選Aグループは、3組全てが1勝1敗の大激戦となりましたが、「肉食ペア」吉野カコ/大槻文彦組が僅差のネット勝ちゲーム数+2で優勝を飾り、トーナメント戦に進出しました。2位は、惜しくも同ゲーム数ゼロで「急造イケレディー&イケメンペア」井上由美子/田本達史組、3位は同ゲーム数-2で「長年の優勝悲願ペア」田中京美/南野佳宏組となりました。
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「槍投げサーブ」吉野選手 |
「雄叫びサーブ」大槻選手 |
ママの試合を見つめる美少女 |
予選Bグループは、1年ぶり復活の「チッチとサリーのペア」大槻くるみ/茂木一輝組が、「いつもニコニコペア」加藤トモコ/上松キヨカツ組を6-1で、「ラブラブ夫婦ペア」司城淑子/アントニー・ボウヤー組を6-0と寄せ付けずに優勝し、2位は加藤/上松組、3位は司城/アントニー組となりました。
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「エビぞりサーブ」くるみ選手 |
「素早いゴキブリボレー」茂木選手 |
ひろっぺシャツをまとった強烈サーブのアントニー選手 |
予選Cグループは、「部費取立屋(会計担当)と日本人会一の強打者ペア」小野モモ/片山淳組がいずれも接戦の6-4で、「ビューティフル・オレンジカラー・ペア」山口優子/アラン・ボー組、「日本人会重鎮ペア」上松和子/余慶徹組を下し、トーナメント戦に進出。2位は山口/アラン組、3位は上松/余慶組となりました。
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「日本人会の取立屋」小野選手 |
「強打者」片山選手 |
新緑に映える美しいオレンジカラーの 山口/アラン組 |
予選Dグループは、全試合タイブレークとなる手に汗握る試合ばかりでした。優勝は接戦を2戦全勝で勝ち抜いた金テニからの初出場「のろまな亀と教官のスチュワーデス物語ペア」ウイルソン・ゆかり/鈴木浩司組、2位は「両手打ち強打者と日本人会の巨人軍ペア」安川亜矢子/村上義隆組、3位は「急遽フェイトで出場をお願いされたペア」丹羽朱紀/加藤陽一組となりました。
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初出場ながら大健闘 「のろまな亀ちゃん」ウイルソン選手 |
気合いで予選突破「厳しい教官」 鈴木選手 |
離婚協議ではありません、 作戦タイムです。(丹羽/加藤組) |
優勝決定トーナメント戦準決勝第一戦は、予選Aグループ1位の吉野/大槻組が、予選Dグループ1位のウイルソン/鈴木組を一気にたたみかけて6-0で撃破し、決勝戦進出を決めました。もう一方の準決勝第二戦は、予選Bグループ1位のくるみ/茂木組が見事なコンビネーションを魅せて、予選Cグループ1位の小野/片山組の強打をかわし、6-2で決勝戦進出を決めました。
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いよいよ決勝戦の開始です |
密輸取引の様なすれ違いざま ハイタッチ(吉野/大槻組) |
チッチとサリーの作戦タイム (くるみ/茂木組) |
決勝戦は、初の父(大槻文彦)娘(大槻くるみ)の親子対決となりました。試合途中で茂木選手が肉離れを起こして棄権かと思われる場面もありましたが、10分間の休憩後足を引きずりながらも見事に復活。試合は追いつ追われつの5-5タイブレークとなり、結果的にタイブレークポイント7-5で、娘の勝利。くるみ/茂木組が1年前(当時3位入賞)の宣言通り優勝を果たしました。大槻くるみ選手は、2009年春女ダブ優勝以来2回目の優勝、茂木一輝選手は2010年秋男ダブ優勝、2012年秋男ダブ優勝に続き3回目の優勝となりました。
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嬉しい笑顔の優勝(くるみ/茂木組) |
優勝スピーチも見事(くるみ/茂木組) |
一方、コンソレ戦は、田中/南野組を4-0、上松/余慶組を6-2、丹羽/加藤組を6-2で勝ち抜いた安川/村上組がコンソレ優勝を手にしました。
試合終了後は、表彰式の後、いつもの様に大盛り上がりの「お楽しみじゃんけん大会」が繰り広げられ、試合に負けてもじゃんけんでは負けない猛者達が素敵な賞品を持ち帰りました。
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惜しくも準優勝「肉食ペア」(吉野/大槻組) |
激戦の予選を勝ち抜いた3位入賞組 (ウイルソン/鈴木組、片山/小野組) |
なぜこんなに盛り上がる?女王くるみ 選手とのお楽しみジャンケン大会 |
さあ、次回は2013年春季オープン・ダブルス戦が年初に開催される予定です。今大会は、女性選手が練習会以上の力を発揮し、ここ一番での力強さを見せましたので、次回女子ダブルス戦は大いに期待できます。一方の男性選手はますますハイレベルで熾烈な戦いになり、ここ数大会決勝戦で肉離れを起こすケースが多く、次回男子ダブルス戦はペース配分も一つの鍵となりそうです。
今回負けちゃった方は切磋琢磨し、次回は対策を練って悲願の優勝を狙いましょう。
最後に、本大会の賞品をスポンサー頂きました以下の皆様方に、心より感謝申し上げます。
オーストラリア住友商事会社
双日豪州会社
ERNST&YOUNG
四季レストラン
山口優子(個人)
中村広子(個人)
(文責:テニス部長大槻文彦)
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