オーストラリアの職業専科学校はインドからの需要が激減、ビザ取締りの影響、信頼できない学校の暴露により学校は閉鎖の危機に瀕しています。
インドのニューデリーでは、今週、21歳の会計学専攻のNitin Gargさんが土曜日にメルボルンで殺害されたことをとり上げています。
企業コンサルタントであるグラハム・エディーによると、メルボルンの私立大学への2番目に大きいマーケットであるインド人の2月の入学率は60%減少するだろう。エディー氏は小規模経営、もしくは大規模経営の学校が閉鎖を余儀なくされると見込んでいます。
中国などといったインド以外のマーケットからの大学に対する傾向が回復を見せる中、(カレッジといった教育機関に)課題が出てきました。
実 際に、公立の学校は、カレッジなどといったプライベートスクールが消えていく中で、有利な状況におかれてきました。移民における変化も、大学の学位に対す る需要を高めていますし、それによって学生の興味も大学やTAFEといった公立高等教育機関に向けられていく傾向になってきています。
エディー氏は昨日、特に中国人留学生が公立学校に切り替えていると述べた。「正確に財政管理をおこなっていないいくつかの小さな学校は、経営資金が底を着くだろう」とも付け加えました。
私立学校は、毎日迫り来る倒産のうわさでいっぱいです。エディー氏は生徒数150~500の数校は閉校を余儀なくされるだろう、また、1000人以上の在籍数のある学校数校も閉鎖せざるおえなくなるだろうと考えています。
Australian Council for Education and Trainingのチーフエグゼクティブ アンドリュー・スミス氏は、数校の学校は既に、スタッフの解雇をおこなっていると述べています。
イ ンド外相のS.M.Krishna氏は、学生にどこに入学するかの選択に対し、より`慎重さ`(移民申請の為の点数上げるのに連動する職業コースの明白な 参考)を訴えています。`オーストラリアは私達に美顔術やヘアースタイルその他いろいろを教える必要はない`とも言っています。
移民の数に関して、インドからの学生ビザ申請は、7月―10月で29%にまで落ち込みました。中でも国外からの申請の落ち込みは46%で、ビザの取り締まりに起因しています。しかし、海外からの申請が横ばいにもかかわらず、中国からの申請は6%アップしています。
University Australiaのチーフエグゼクティブ Glenn Withers氏は職業専門学校は取締りの影響で難しくなってきた一方で、インドからの大学への要求が急落下することで、安全に見えています。7月から 10月にインド人に許可された高等教育ビザの数は、1年前の9000か4155まで落ち込み、ビザを拒否されたのは493でした。私立校では6400もの インド人の申請が拒否され、これは40%もの拒否率です。
(出典:The Australian 2010年 1月 9日)
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