9 September 2024

◎＜ポイント＞
先週ドル円は141円台後半まで大幅続落
・今週の予想レンジ：140.00-145.00
・先週は米AI会社NVIDIAの反トラスト法違反容疑に端を発して、NYダウは前週末比▲1,249ドル、ナスダック▲1,073ドルとなり、いつものことながら、日経平均は、米国の約倍である▲2256円を記録。全面的な“リスクオフ相場”となりドル円は週初の147円台から一時141円台後半まで大幅続落。
・ドル円反転の読みは大きく外れたが、ここまで外れれば、むしろ逆をやりやす（？）、ドル円を145.50でショート転換して十分間に合った。
・米雇用統計発表直後の↑144.07→↓141.77は寝ていたので見ていないが（？？）、もはや、直後は「ショートスクイズ（ショートの炙り出し」だったようだが、これはAIの仕業だろう→いかに市場ポジションの逆を行くか？のソフトが組み込まれているのだろう（怒り）。
今週は水曜日の米8月CPIが焦点だが、予想は前月比予想+0.2%(前回+0.2%)、前年比（+2.6%、前回+2.9%）,コアは(予想0.2%、前回0.2%)、（3.2%、前回3.2%）で前年比が若干弱いことに市場が反応するか？
・本日も日経先物は▲1,245であり、未だドル円下値トライが続きそうだ→市場マインドが再び昔の円高に回帰しつつある→「ショートで付いていき、今日明日ではないだろうが、目線は大幅反発」で行きたい。

◎＜豪ドル相場＞
先週は米ドル軟調地合の中、豪ドルも軟調推移で66セント台に下落。対円ではドル円大幅下落との相乗効果で94円台に続落→豪ドル円ロング・ポジションは“長期塩漬けか？（汗）

・先週は米ドル軟調地合いの中、株安・リスク回避相場となり、豪ドルは対米ドル、クロス共に軟調推移した。
・金曜日のRBAブロック総裁の講演では、再び目先の利下げに否定的な見解が示されたが豪ドルはサポートされなかった。
・水曜日に発表されたQ2GDPは前期比+0.2%(+0.3%+0.1%)、前年比+1.0%(+1.0%+1.1%)と不冴えな結果となったが、高金利の豪州経済への影響が取り沙汰されていた。
・足元豪ドルが回復するには世界的な株価の下落が収まり、リスク回避ムードが終わる必要があるだろう。特に豪ドル円が豪ドルをリードしており、ドル円が底入れしない限り豪ドル回復も期待できない。
・目先は依然豪ドル軟調と言わざるを得ない。

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