学生ビザ取得に時間が掛かりそうな場合はこの方法もあり
オーストラリアでは、シドニーのあるNSW州等での日本人のオーストラリアへの入国が12月15日からスタートしました。ただ実際には、これからオーストラリアはクリスマスホリデーとなり、英語学校等も閉まるので2022年の1月以降から徐々に渡航が始まるのではないかと思います。ただ、ビザ取得のことを考えた時に、果たして対象となるワーホリビザや学生ビザが申請してすぐに取れるかどうかなどの懸念点があるので、現実的には、日本の年度末のことも鑑み来年4月前後くらいから、オーストラリアへの留学生は増えていくのではと予想しています。
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オーストラリアへの留学をする際に、対象となるビザは、観光ビザ、ワーキングホリデービザそして学生ビザがあります。観光ビザ、ワーキングホリデービザは、基本的に日本から申請して取得できるものですので(条件あり)、それらは、日本で申請し取得を待つしかない状況ともなります。
一方で、オーストラリアの学生ビザですが、日本からも申請できますが、一旦観光ビザでオーストラリアに入国後、現地で学生ビザを申請する方法もあります。
今のところ、オーストラリアのワーキングホリデービザ、観光ビザは、ジャパセンのお客様ではすぐに取れているようですので、その調子が続けばと願っていますが、学生ビザに関しては、果たしてすぐに取れるかどうかがわからない点があります。
ご存じの通りに日本からビザを申請して、オーストラリアに入国する場合は、ビザが取れないと入国できません。つまり、例えば2月1日からの英語学校スタートとして学生ビザを申請したが、それまでに取れないという事も実はあり得るのです。
現在はコロナ明け後の状況なので、果たしてこの辺がうまく機能してすぐに取れるような動向になればいいのですが、それが難しいことも予想されるので、十分な準備や期間が必要なこともあり得ます。
そんな時に、取り急ぎ観光ビザで入国して、オーストラリアに来てから学生ビザを申請することができるので、その方法だとある程度スケジュールも組みやすい可能性が出てきます。
今日はそのあたりの情報をお伝えしていければと思いますので、どうぞご参考下さい。
オーストラリアの学生ビザの申請は、大きく分けると日本でする場合とオーストラリア国内でする場合があります。いずれも申請という事では何も差がありません。
ただ、もし日本からオーストラリアに渡航して留学をする場合は、基本的には、日本でオーストラリアの学生ビザの申請をします。そしてそれが普通のことです。ただ、実は、観光ビザで取り急ぎオーストラリアに入国をして、現地で学生ビザを申請する方法も普通に存在します。従って、タイトルとしては、裏技と言っていますが、実はこれは、別に裏技でも何でもないよくある方法の一つなのです。
今回は、コロナ明けの状況下の中、申請数も多くなることなどから、通常通りの発給処理がされず、時間が掛かり、予定していた入国日までにビザが下りていないという懸念があり、そういった場合は、今回お話をした観光ビザで取り急ぎ入国することで、その後の対応ができるので、一つの方法として紹介をしていければと思います。
もちろん杞憂に終わり、特に問題なく学生ビザも取れるといいかなと思いますが、もう少し様子を見なければいけないことと、万が一そういったことになったときのために、そして、この観光ビザから現地で学生ビザはスタンダードな方法でもあるので、こういったコロナ禍後の環境下でなくても活用できる可能性もあるので、含めて今回紹介をしていければと思います。
オーストラリアの学生ビザに関する移民局のホームページによると現在学生ビザが取得できる予想時間は以下の通りのようです。
Processing times
Independent ELICOS Sector(英語学校など)
75% of applications in 81 days
90% of applications in 18 months
Vocational Education and Training Sector(専門学校など)
75% of applications in 8 months
90% of applications in 16 months
Higher Education Sector(大学など)
75% of applications in 76 days
90% of applications in 7 months
学生ビザの申請時期
日本からの申請: コース開始日より4か月前から可能
オーストラリアでの申請: コース開始日より3か月前から可能
※因みに日本からの場合は最低でもコース開始前より6週間前よりは申請して下さいと書かれています
上記の現在のプロセスタイムを見ると専門学校以外は多くの確率で3か月間くらい見ておけば取れているようです。また、日本からの申請のタイミングはコース開始の4か月前からの申請が可能なので、それくらいから3か月前にしておけば取れる可能性はあると思います。
ただ、絶対ではないという事と、例えばコース開始日の2か月前くらいからの場合は、ちょっと気を付けた方がいいケースもありそうです。そういったときには、上記に挙げる取り急ぎ観光ビザでオーストラリアに入国して現地で学生ビザに切り替えることも考えてみてもいいかもしれません。
日本から申請することのメリットデメリット
メリットは、日本から申請できることの安心感と直接に学生ビザなのでそのシンプル感があると思います。あと、万が一健康診断を受けなければいけない時には、日本語で受けられるのでその点も安心材料です。
ただ、上記の通りに、いつビザが下りるかがわからず、また下りないことには渡航ができないので、その点が一番の大きなデメリットになるのではと思います。
オーストラリアで申請することのメリットデメリット
この場合は、もともとオーストラリアにいらっしゃる方がオーストラリアで学生ビザを申請するという事も含まれますが、主に、日本から観光ビザを取ってまずは入国しそしてその後に学生ビザに切り替える場合のメリットデメリットに関してお伝えしたいと思います。
メリットとしては、観光ビザ(ETAS)は基本的にパスポートがあればすぐに取得できるビザでもあるので入国しやすいので、まずはビザが下りるかどうかの心配をする必要があまりないという事があります。従って、学校がすぐに始まるタイミングでも留学スケジュールを立てやすい面があります。
更に、英語学校なり専門学校なり、日本で決めてくることももちろんいいことですが、オーストラリアに入ってから自分の目で見て決めることができます。従って、よりご自身が勉強したい内容や環境の学校を自分で選択しやすい(当然ジャパセンでは候補の学校を上げてサポートをさせて頂きます)事となります。従って、留学をするにあたってとてもスムーズな方法で対応ができることとなります。
デメリットとしては、観光ビザでオーストラリアに入国後、学生ビザを申請することとなるので、オーストラリア国内でのビザの申請の1回目としてカウントされるという事です。これは、その後さらに学生ビザで滞在延長をするときに2回目の申請をしなければいけませんが、その際に通常の学生ビザの申請費用に追加で2回目以降の手数料として700ドル(2021年現在)を移民局に支払う必要があります。
オーストラリア国内で2回目以降のビザを申請しない限りは発生しない費用なのですが、この点は注意点として覚えておくといいと思います。
いかがだったでしょうか。12月15日からいよいよオーストラリアに日本人留学生が入国できるようになりました。それに伴いビザの申請も可能となり、実際に取得できている方々もいらっしゃいます。
今のところ、ジャパセンが知っている限りでは、ワーホリビザ、観光ビザ(ETAS)は取得ができている人もいらっしゃるようですが、学生ビザに関しては、まだ何とも言いきれないところがあります。コビット後の環境として特に問題がなく、これまでと同様に一定審査機関が過ぎれば取れるのであれば、問題ないと思いますが、学生ビザに関してはその点の動向を見ていった方がいいのではとは感じます。
従って、万が一、すぐの入国が難しそうな場合として、今回の観光ビザで入国してオーストラリア現地で学生ビザに切り替える方法に関してお伝えしました。また、この方法は、コロナ禍の環境だからとお伝えしているのではなく、通常期からも考えられる方法です。
よって、今後オーストラリアに学生ビザで留学をしようと考えている方々は、この方法もどうぞ頭に入れておいてください。
こういったビザの申請方法にしても、どういった留学プランにするかなど、ジャパセンは、ジャパセンの他のブログ記事を見て頂ければお分かりの通りに、そういった先を見据えて、どのようにプラン立てをしていくかのアドバイスに長けていると思います。
どうぞ皆さんがされてみたい内容でお問合せ下さい。いい形での留学のプラン立てをさせて頂ければと思います。どうぞお気軽にご相談ください。
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ジャパセンは、長年、留学エージェントとして運営してきています。上記の様な必要な情報を多く兼ね備えていますし、その情報を基に皆さんのご希望に沿った適した学校の案内を得意としています。
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また、ジャパセンは、オーストラリアのTOEIC公式テストセンターに認定されており、TOEIC公式テストの運営や点数アップのためのTOEIC集中講座、オーストラリアでも加入ができる留学生保険・OSHC学生保険の代理店、帰国後の就職に向けての各種インターンシップ、日本の人材紹介会社、ホームステイの独自手配など留学に必要な多くの事を手掛けています。また、日本語教師を育てるための日本語教師養成講座を開講、オーストラリア人日本語学習者への日本語学校運営及び日本への留学についても取り扱っている会社です。
また、日本には東京と大阪にオフィスを持っているので、日本でもオーストラリアでもサポートができる会社です。
留学に向けて大事なことは、まずは留学をしたいことの目的は何か、それにより将来どうされたいか、などだと思います。ジャパセンではそちらをお伺いして、その目標に沿ったプランを提示させて頂きます。そこには渡航の準備もあるでしょうし、ビザの知識も必要です。また、各学校の特長(地域、授業料、システム、雰囲気など)などもお伝えしながら、良い留学になれる様に、良いコース選択ができる様にサポートをしています。
これから渡航をしようと考えている方、現在オーストラリアに滞在中の方、ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方など、多くの状況があると思いますが、ジャパセンでアップしているブログ記事やホームページなど参考に、何かあればどうぞお気軽にご相談ください。適切な内容を紹介させて頂ければと思います。
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