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最新オーストラリア留学事情!人気3校の担当者から内情を調査♪

オーストラリアも日本もともに国境が開き、オーストラリアへ渡豪する日本人留学生の数も戻りつつあります。しかし、やっぱり国が違うと実情も見えにくいもの。インターネットやSNSにあふれる情報には、あまり信憑性のないものも含まれています。

オーストラリアの語学学校の実情を知るには、実際に語学学校に在籍するスタッフやその語学学校と提携している留学エージェントに直接話を聞くのがいちばん!

そこで今回は、オーストラリア留学の手配を約3万人以上手掛けてきた留学エージェント「アイエス留学ネットワーク」のカウンセラーChikaさんが、シドニーにある語学学校のうち3校に、日本の留学生が気になる疑問を聞いてみました!

「今もオンライン形式で授業をしているの?対面のままなの?」
「パンデミック前後で学校は何か変わったの?」
「日本人の割合は?意欲の変化は?」

などなど、気になる疑問にシドニーでも有名な語学学校「Lloyds International College」「Cass Training International College」「La Lingua Language School」に在籍する日本人担当スタッフの方が答えてくれました♪

オーストラリアの語学学校は今どんな感じ?よくある疑問を聞いてみた

オーストラリアと日本の国境が開いた今、オーストラリア留学の学校の状況について、シドニーにある語学学校3校に在籍する日本人担当スタッフに伺いました。

語学学校と日本人担当スタッフの紹介

Lloyds International College(Lloyds)


【学校情報】
1998年設立、シドニーシティの中心部にある語学学校で、シドニー内に3校の姉妹校があります。専門学校も併設されているため、そのまま進学する留学生もいます。教育カリキュラムに定評があり午前・午後コース共に充実しているので、半日アルバイトをする留学生などにも人気です。また、日本人スタッフが常勤しているので何かトラブルがあっても安心。各種試験対策コースもあり。

【担当者】
Mei Suzukiさん
「英語も学びたいけど旅行も沢山楽しみたい」「予算が限られているけど、英語の勉強も長期でしたい」という希望を叶えるLloyds/NSECの日本人担当。当初5カ月間の留学予定が今では在住10年目、Lloyds/NSECを担当してから8年。

Cass Training International College(CTIC)


【学校情報】
2017年に新キャンパスに移転したシドニーシティの中心部にある語学学校。専門学校も併設されているため、そのまま進学する留学生もいます。スピーキング中心のカリキュラムで、他校にはないReal Englishコースなどクラスメイトとの交流が多く生徒満足度の高さも特徴。また、日本人スタッフが常勤しているので何かトラブルがあっても安心。各種試験対策コース、幅広いインターンシップもあり。

【担当者】
Seika Ezakiさん

現在オーストラリア在住8年、オーストラリア語学留学からオーストラリア生活が始まり、その後シドニーの学校で学生サポートとして就職。シドニーに来る生徒を英語学習から就職活動、さらには帰国サポートまで対応している。

La Lingua Language School(La Lingua)


【学校情報】
2018年にシドニーシティにキャンパスを移転した語学学校。夕方にはイタリア語やフランス語など英語以外の言語も学ぶことができます。テキストをほとんど使用しない会話集中コースの独自プログラムで、日常生活のシチュエーションから英語を学べる他、地元学生との交流会もあります。また、日本人スタッフが常勤しているので何かトラブルがあっても安心。英語だけでなく多彩なコースもあり。

【担当者】
Tomoko Sakaidaさん
日常会話からビジネスでも通用する高いコミュニケーションスキルまで習得することができる語学学校ラ・リングアで日本人マネージャーとして15年の経験を持つ。留学後のキャリアや将来につながる教育とサポートにも力を入れている。

オーストラリアの語学学校は、今もオンライン形式で授業をしていますか?

Lloyds
語学学校の英語コースは朝・夜ともに対面授業に戻っています。専門学校も同様です。

CTIC
語学学校の英語コースは対面形式、専門学校は現在もオンライン形式です。来年度には対面に戻る可能性もありますが、生徒の利便性などから今後もできるだけオンラインを続けていきたく思っております。

La Lingua
昼の英語コースが対面形式、夜のIELTSコースがオンライン形式としています。IELTSなどの試験対策コースを受けたい学生は日中仕事をしている方も多いので、今でも夜はオンラインでの希望者が多い現状です。多忙や遠方の学生にもオンラインの選択肢を与えるために、昼の英語コースでもハイブリッド形式への対応準備も進めています。

また、そうしたシステムの変更によってテキストブックが今年度の7月に廃止され、教材費もより安価になりました。定期テストもオンラインでの実施により、学生が気軽にリーズナブルに受験できるメリットがあります。

「アイエス留学ネット」カウンセラーChikaさんの感想

現在のオーストラリアでは、パンデミック以前よりも授業の選択肢にオンラインが増えたことから、留学生が受けられるコースのバラエティが増えています。また、新型コロナに罹患されてしまい自宅療養を余儀なくされた場合でも、授業を休むことなくオンラインで追うことができるのは嬉しいポイントでしょう。

新型コロナウイルスに罹患した場合、学校を休まなければいけませんか? その場合の単位はどうなりますか?

Lloyds
NSW州の規定に沿った陽性証明のスクリーンショットを提出していただければ、療養期間は休学することができます。最長1週間になりますが、休んだ分の授業を後々追加で受けることも可能です。

CTIC
抗原検査(RAT)のスクリーンショットを提出していただければ、療養期間は休学することができます。最長1週間になりますが、休んだ分の授業を後々追加で受けることも可能です。

La Lingua
証明書などの提出は特に必須でなく、申告のみで療養期間は休学することができます。最長1週間になりますが、休んだ分の授業を後々追加で受けることも可能です。

「アイエス留学ネット」カウンセラーChikaさんの感想
オーストラリアのどの語学学校も、新型コロナの罹患による休学については、かなりフレキシブルに対応してくれます。安心して無理せずに療養しましょう。また、キャンセルポリシーも3校とも通常通り。万が一、再びロックダウンになれば、臨機応変に対応してくれます。

パンデミック前後で変更された学校の取り組みはありますか?

Lloyds
各クラスの休憩時間をずらして、密なスペースができないように工夫しています。アクティビティやイベントは学校内ではなく屋外で開催することが多くなりました。また、入学時のテストはオンライン化されましたが、オリエンテーションは対面で丁寧に指導するので安心してください。当校のスタッフ&講師陣のコンピュータスキルは以前より格段に増し、そうした最先端技術で可能になる取り組みも積極的に取り入れております。

CTIC
パンデミック中は一時ストップしていた各種アクティビティを再開しております。その間、当校のスタッフ&講師陣は専門分野やオンラインの技術向上にじっくりと取り組めたことから、以前にも増して質の良い授業を提供できるようになりました。また、カリキュラムが対面&オンライン形式のハイブリッドに変わり、国からの教育投資ファシリティの資金も用意されたので、よりクオリティの高い新教材や施設を提供することができるようになりました。

La Lingua

対面アクティビティは今月から再スタート予定。この2年間で講師と生徒ともにオンライン授業に対する抵抗感がなくなり、ハイブリッド形式でスムーズに授業が進められております。さまざまなスタイルを取り入れることで、学校としても生徒のためにできることが大幅に増えたので、スタッフ&講師陣で一致団結しながら、以前から取り組みたかったことを実践しており、ますますパワーアップしました。

「アイエス留学ネット」カウンセラーChikaさんの感想

オーストラリアの語学学校は、国境閉鎖中もポジティブに、体制を整えたり、システムを改良したり、クオリティ自体を底上げしたりと、留学生のために忙しく動いていました。その結果、パンデミック以前より上質な教育サービスを提供する学校も増えています。

パンデミック前後で在学する生徒の傾向に何か変化はありましたか?

Lloyds
オーストラリアの永住権を目指す留学生が増えております。または、できるだけ長くオーストラリアに滞在したい方も以前より増えました。

CTIC
ロックダウン後にオーストラリアへ入国した留学生はやる気の塊です。心配性ではなく、この機会を逃したくない!というポジティブな方が多くおります。

La Lingua
ワーキングホリデーではなく学生ビザから取得される留学生が増えて、オーストラリアの語学留学で終わらず、その先の専門学校や大学まで目指す人も多いです。

「アイエス留学ネット」カウンセラーChikaさんの感想
パンデミック以後は特に、SNSなどの手軽さからインターネットの評判だけで留学先の語学学校を決めたり、オーストラリア留学のプランを決める方が多くおります。ただ、インターネット上の情報やSNSを鵜呑みにしてしまい、イメージとリアルとのギャップに苦しむ方も少なくないので、希望する学校の担当者や留学エージェントを通して、正確な情報と明確なプランを準備していただくことが大事です。

学校に在学する留学生のうち日本人の割合は?

Lloyds

日本人の割合は20%程度です。

CTIC

現在の日本人の割合は22%程度。通常は10%以内なので、今は多めですね。

La Lingua

日本人の割合は15%程度です。

「アイエス留学ネット」カウンセラーChikaさんの感想

現在オーストラリアの語学学校は、特に夜コースの日本人はかなり少ない印象です。今はまだ欧州からの留学生はビザが降りずに渡豪できていないこともあるので、数字だけ見ると日本人の割合が多く感じますが、実際のところ全体的に留学生がオーストラリアへ戻りつつある状況です。

オーストラリアの語学学校に在籍する日本人スタッフとして、今後どんなことに取り組みたいですか?

Lloyds
生徒さんの傾向の変化を見定めながら、より専門的な学校を目指せるアカデミックな学校にしていきたいです。また、当校と提携する学校を増やし、「楽しみたい」系と「進学したい」系を分けられる学校を提供していきたいですね。留学生の皆さんにとってワーホリで終わらないオーストラリア留学を導く学校にしたい思いがあります。

CTIC
オーストラリア留学後、留学生の皆さんが仕事に役に立つスキルを身につけてもらえるような提案をしていきたいですね。そのために、より多くの質の良いインターンを提供していくことが大事だと思っています。さまざまなスキルを今から身につけていく若い留学生の方々を助けたい、可能性を広げてあげたいんです。

La Lingua
グローバルな人材を育ててゆきたいですね。現代の厳しい日本社会のせいであきらめモードになってしまう若者に、とにかく「あなたには可能性があるんだ」と自信を持って変わってほしいです。そのために、英語だけで終わらない日本人が海外で活躍するための教育を提供したいと思います。

現状の中、オーストラリア留学をすることに不安な留学生に向けてメッセージをお願いします。

Lloyds
海外生活において予想外のことが起きた時、どのようにフレキシブルに対応できるか、ということを学ぶのがオーストラリア留学の醍醐味であり、人間的に成長できるメリットでもあるかと思います。だからこそ、留学前に自分の考えをガチガチに固めたり、留学プランに時間をかけすぎるよりも、まずは一歩踏み出してみてください!

CTIC

日本に住んでいると空気を読む習慣などから、考えすぎて動けなくなってしまう方が多いのですが、あなたを助けてくれる人は本当はたくさんいますよ。一度きりの人生、飛び出してみてください!

La Lingua
現状に不安がある状態で、むしろオーストラリアへ留学に来てください。それが、あなた自身を成長させてくれるはずです!

「アイエス留学ネット」カウンセラーChikaさんによる3校との対談の所感

授業スタイルについて

「オーストラリアの語学学校の多くで、今後は対面&オンラインというハイブリッドの授業スタイルが残っていくと思います。すると、オーストラリアへ渡航できない方でも海外から参加できるオンライン英語コースの開講、遠方からのCertificateの発行も、現実味を帯びてきます。

また、現在はパンデミックの影響で、講師の手が足りないという語学学校もあります。日本人は一旦居心地良くなるとそこからの変化を苦手とする方も多いのですが、担当の講師が変わることもネガティブに捉えず、さまざまな英語に触れられて自分の視野が広がるなど、ポジティブに何事も考えてもらえると英語の上達にもプラスになるかと思います」

留学スタイルについて

「現在では日本にいるうちに基礎英語を学び、学生ビザでオーストラリアに留学して職業訓練(VET)学校などへの入学を目指す方が増えています。留学=英語を学ぶという概念が崩れつつある今、学生ビザで渡豪してから、その後ワーキングホリデーにビザを切り替える方も少なくありません。将来的には『語学学校は日本で、専門学校はオーストラリアで』といった留学スタイルがメジャーになるかもしれませんね」

今後の展望について

「今は英語圏へ留学しなくても日本でも学べる環境が整っているため、オーストラリアに来たばかりの留学生の方でも、ある程度の英語力がある印象です。今後は、楽しい留学だけでなく、目的意識を持った留学生が増え、語学学校へ通うためのオーストラリア留学というプランが減るのではないでしょうか。語学学校をメインにするのではなく、オーストラリアの専門学校や大学への入学を目指し、専門的な分野の知識やスキルを身につける留学生が増えてくるかと。

では、語学学校で何をするのかというと、英語力アップと併せて英語でのコミュニケーション力をトレーニングする場所と捉える人も多くなるかもしれませんね。専門学校や大学で急に友達は作りにくいですが、語学学校では気軽に友達ができるのが何よりのメリットですから」

オーストラリア留学と語学学校なら、まずは相談・お問い合わせ

今回のように、オーストラリア現地の語学学校スタッフは誰よりもその教育現場の現状を把握しています。インターネット上の情報や口伝ての印象だけを信じずに、希望する学校の担当者や留学エージェントを通して、まずは正確な情報と明確なプランを準備していきましょう!

「アイエス留学ネットワーク」のカウンセラーは全員、留学生一人一人にマッチするオーストラリアの学校を紹介してくれるベテラン揃い。さらに英語力を伸ばしたい方、現地企業での就労経験を積みたい方、留学を帰国後の就活を活かしたい方、オーストラリア永住権を取りたい方など、やりたいことや目標に合わせて、留学プランの見直しから学校コースの紹介、インターンの手配など、親身になって相談に乗ってくれます。

留学プランや学校選びに迷っている方は、まずは「アイエス留学ネットワーク」に気軽に相談してみましょう!

担当:Chika
電話:(02) 9268 0933
SMS:0403 570 132
メール:chika@study-au.com
LINE:https://lin.ee/kY3lAK7

経験豊富なカウンセラーが揃う「アイエス留学ネットワーク」

「アイエス留学ネットワーク」は、オーストラリア留学の手配は約3万人、オーストラリア全土にある100校以上の学校関係者とのネットワークによる最新情報や、カウンセラーが直接ミーティングした内容で、その人にマッチした学校を紹介しています。

利用者の75%はリピートや紹介というほど、スタッフのカウンセリングとサポートが手厚いと人気。

日本人学生のキャリアアップに繋がるオーストラリア留学、彼らの人生に影響を与えられるような留学を用意することを使命に、細く長く質を重視して、学生一人ひとりに時間をかけ真摯に向き合っていくことを至上としている、ファミリーのような留学エージェントです。

視察で選り抜きの学校だけを紹介

「アイエス留学ネットワーク」が紹介するオーストラリアの学校は、毎年定期的に学校の環境や状況、担当者の人柄などを視察した上で選び抜いた学校ばかり。訪問数は1年で100回以上。既存の学校だけでなく、新規開拓のため新しい学校も見に行きます。

学校選びのポイントは、問い合わせからお客さまが求めているものを知り、「希望にぴったりと合った学校なのか」「きちんとした教育を施しているか」などをじっくり検討すること。「儲け」に走っておらず本来の教育の場として信頼に足る学校を、留学エージェントとして責任を持って紹介します。

アットホーム度No.1の留学カウンセラーたち

「アイエス留学ネットワーク」ではフルタイムのカウンセラー4名が、オーストラリア留学を希望する全ての年齢層に対応しています。利用者の年齢は幅広く、18歳~60歳まで誰でも気軽に相談できるのが魅力です。

学校相談だけでなく、人生相談に乗ってくれるほど人情味のあるカウンセラー陣。無料のカウンセリングを通して相談者のやりたいことや希望、将来の夢、リクエストなどを聞き、その人だけに向けたプランをカスタマイズしていきます。

目指す将来のためのプラン作成はオーストラリア留学において最も大事なことの一つ。だからこそ「アイエス留学ネットワーク」のカウンセラーは、ありきたりの学校や大学を紹介するのではなく、すべての希望を聞いた上で「あなただからこそマッチする学校」のために手段を尽くして探してくれるんです。

留学プランや各学校に関するご相談・お問い合わせ

現在はソーシャルディスタンスを守った対面の無料カウンセリングの他、オンライン無料カウンセリングも受付中!

担当:Chika
電話:(02) 9268 0933
SMS:0403 570 132
メール:chika@study-au.com
LINE:https://line.me/ti/p/9W8HQuyyTP

アイエス留学ネットワーク


所在地:Suite 103, Level 1, 379-383 Pitt Street, Sydney NSW 2000
電話番号:(02) 9268-0933 (日本語対応)※日本からは0120-974-933
E-Mail:chika@study-au.com

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