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オーストラリアの大学のレベルはどれぐらい? オーストラリアの有名大学をご紹介

留学先・入学先の大学のレベルは、その後の就活にも影響するだけに気になりますよね。この記事では、オーストラリアの大学は世界的にどのレベルなのか、教育の質は高いのかなど、気になる情報をまとめました。

あわせてオーストラリアの人気・有名大学10校の特色・主要学部・入学に必要な英語力をそれぞれご紹介します。

オーストラリアの大学の世界的なレベルは?

オーストラリアの大学の世界的なレベル
オーストラリアは国土こそ広大ですが、大学は40校ほどしかありません。一方、毎年6月にイギリスの大学評価機関であるクアクアレリ・シモンズ社が発表する世界大学ランキングでは、オーストラリアの大学が100位内に10校前後も含まれています。このことから、世界的にみてもオーストラリアの教育水準は高く、優秀な大学が多いことがわかります。

なかでも、オーストラリアではGroup of 8と呼ばれる名門校が有名です。

Group of 8とは?

Group of 8とは、オーストラリアの大学の中で名門とされる、オーストラリア国立大学、メルボルン大学、シドニー大学、ニューサウスウェールズ大学、クイーンズランド大学、モナッシュ大学、西オーストラリア大学、アデレード大学の8つの大学を指します。海外の大学では「入学試験はそれほど難しくないが卒業するのが難しい」と言われていますが、Group of 8はレベルが高く、入学も難しいことが特徴です。日本と違って入試はなく、最終学歴の成績で入学の合否が決まるところもあります。

世界大学ランキング上位のオーストラリアの大学

世界大学ランキング上位のオーストラリアの大学
世界大学ランキングでも上位にランクインする、オーストラリアの有名な大学を紹介します。全部で10校をピックアップし、今回はそのうち5校の情報を掲載します。

メルボルン大学(The University of Melbourne)

160年の歴史があり、世界大学ランキングではオーストラリアで一番高い順位に位置する大学です。柔軟な考え方やソフトスキルを身につけるための独特のカリキュラム「メルボルンカリキュラム」があり、専攻以外にも選択科目を選んで幅広く学習できる環境が整っています。とくに医学分野では高いレベルを有するほか、企業や政府、コミュニティとのパートナーシップ先でインターンシップができるなど、就職サポートが充実しているのも特色の1つです。

■主要学部
工学、人文、建築学、コミュニケーション、構造環境、芸術、測量、環境学、会計、農学、経営学、数学、経済学、理学、法律一般、歯学、心理学、医療サービス、言語など

■所在地
ビクトリア州メルボルン

■必要英語力
・IELTS 5.5(各セクション5.0以上)~
・TOEFL iBT 59(ライティング14以上)~

シドニー大学(The University of Sydney)

オーストラリアでもっとも古い大学。オーストラリアの歴代首相やノーベル受賞者を輩出し、各業界と協力関係にあります。140を超える専攻があるほか、240を超えるクラブやサークルがあります。図書館は南半球最大級の規模を誇り、約520万冊がそろっています。留学生サービスも充実し、福祉サービスをはじめ生活に関するカウンセリングやセミナーの開催もあります。ちなみに、メインキャンパスは映画ハリーポッターのモデルになったことで有名です。

■主要学部
工学、IT、建築学、構造環境、会計、経営学、経済学、法学、法律一般、社会福祉、心理学、教育、言語、人文、コミュニケーション、芸術、環境学、農学、数学、理学、薬学、代替医療、医療サービス、スポーツ・運動科学など

■所在地
ニューサウスウェールズ州シドニー

■必要英語力
・IELTS 5.0(各セクション5.0以上)~
・TOEFL iBT 56(ライティング14以上)~

モナッシュ大学(Monash University)

マレーシアや南アフリカ、イタリアなど世界各地にキャンパスがある、留学生も多い国際色豊かな大学です。6,000以上の科目と385の様々なプログラムがあり、社会に役立つスキルや能力が学べます。卒業生の就職率ランキング(QS Graduate Employability Rankings 2022)にて、54位にランクインした実績もある、就職に強い特徴を持っています。

■主要学部
工学、人文、IT、コミュニケーション、建築学、芸術、会計、環境学、経営学、農学、経済学、数学、観光ホスピタリティ、理学、法学、薬学、法律一般、代替医療、心理学、看護学、教育、医療サービス、言語、スポーツ・運動科学など

■所在地
ビクトリア州メルボルン

■必要英語力
・IELTS 5.0(各セクション5.0以上)~
・TOEFL iBT 40(ライティング15、スピーキング 14、リスニング・リーディング5以上)~

オーストラリア国立大学(The Australian National University)

もともと国家レベルの研究を行うために設立された大学で、少人数制の研究に特化した授業が行われています。キャンバスは、政府機関も集中する首都キャンベルにあります。食堂をはじめ図書館、診療所、ジムなどの200もの建物があり、ちょっとした街のように充実しています。

■主要学部
ビジネス・商学、芸術・社会・文化、健康・医療、自然科学、物理学、環境科学、工学・コンピュータサイエンス、法学・法律学など

■所在地
オーストラリア連邦首都特別区キャンベラ

■必要英語力
・IELTS 5.5
・TOEFL iBT 52

ニューサウスウェールズ大学(The University of New South Wales)

約70の研究センター、大学の付属病院を有しているほか、250以上の大学とパートナーシップを結んでいます。900以上のプログラムが用意され、とくに科学やコンピューターサイエンス、光電変換工学、法学の分野に特化しています。

■主要学部
アーツ・人文学、ビジネス、建造環境、芸術、工学、法学、医学、科学など

■所在地
ニューサウスウェールズ州シドニー

■必要英語力
・IELTS 5.0(ライティング5.0以上、各セクション4.5以上)~
・TOEFL iBT 56(ライティング14以上)~

以上、オーストラリアの大学の世界的なレベルと、オーストラリアの有名な大学5校のご紹介でした。

レベルは高くなりますが、高い水準の教育を求めている人や、就職や進学に高い目標がある人は、オーストラリアの大学への留学や入学を検討してみてはいかがでしょうか。

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