難易度:★☆☆☆☆ | 所要時間:10分間
「シドニー」って聞いて、誰もが一番最初に思いつくものが「オペラハウス」ですよね。
シドニーの象徴というほど馴染みのある建造物ですが、、皆さん、オペラハウスって、実は、幾つものホールを有するマルチ・パフォーマンス・センターだって知ってましたか?
中でも一番大きな部屋は、コンサートホールと言って2,679人を収容可能。続いて1,507人を収容可能なオペラシアター、544人収容可能なドラマシアターなど大小合わせて7つも部屋があるんですよ。
そして、ほぼ毎日何かのパフォーマンスが行なわれています。
シドニーに来たら、オペラハウスの写真を撮るだけじゃなくて、中に入ってショーの一つでも見て行きませんか?
Photo credit: Architectboy
1973年に完成したオペラハウスは20世紀を代表する建築物として世界的にとても有名ですが、実は裏話があります。
当初予定していた工期は約3年、予算は700万ドルだったが、実際には完成まで14年かかり、総工費は何と1億200万ドルにもあがりました。
250年もの耐久性を見込んで建てたのがその原因の一つとされています。デザインも当時ではとても考えられないような奇抜で複雑なものだったので、世界中から注目を浴びることとなりました。
屋根やタイル、石段に至るまで資材にこだわり、それらのパーツをつなぐ際にはスペース・シャトルにも使われていた接着剤が用いられるなど、当時の最先端の技術が採用されました。
建築家・ウツソン氏による設計案はとても大雑把だったそうですが、戦後のオーストラリアの建築業界にあった常識を覆すものであり、全世界にとっても20世紀の建築技術開発に大きく貢献した代表的な建物です。
Photo: Australian Ballet @ Sydney Opera House, Photo credit: ABC News
オーストラリアを代表する音楽団やバレエ団、演劇団のホームとして通年毎日のようにコンサートや公演が行われています。
シドニーオペラハウスを利用するオーストラリアの代表的な団体:
その他、世界的に有名な歌手やパフォーマンス集団やアーティストによるコンサートなども行われていますよ。
写真:エリカバドゥのコンサート(2012年)
チケット料金は、席により変動しますが、安いもので20ドルや30ドルあたりからあります。全然手が届く範囲の値段ですよねぇ。
2005年〜2007年の間には、頻繁に日本からもアーティストやパフォーマンス団体が訪れていました。訪日PRイベントの一環で地方自治体の主催によるイベント・公演が行われたり、民間によるイベントが多数行われていました。
ここ近年では、日本関連のイベントはめっきり少なくなりましたね。また開催される日が待ち遠しいです。
写真:コンサートホールの中、2,679人収容可能。
私達も日本人として、ストリートダンサーとして初めてオペラハウスのメインホールで長編のダンス公演をさせて頂きました。長年の夢が一つ叶った瞬間でした。
皆さんも、シドニーに来た際は、オペラハウスの外だけを見るのではなく、是非中にも入って、ショーの一つでも見てください。すごく気分いいですよ♪
シドニーでは、毎年5月から6月にかけて「Vivid Sydney」というイベントが開催されています。イベントの一環として、シドニーオペラハウスもマッピングという技術で、とてもアーティスティックに変身します。
Photo credit: Derivative
Vivid Sydney というイベント。機会があれば是非見に行って下さい。見ていて本当飽きないですよ。
ちなみに、2016年度のVivid Sydney は、5月27日〜6月18日にて開催です。
Photo credit: sydney.com
オペラハウスの横(手前)水辺に沿って「オペラバー(Opera Bar)」というバーがあります。ここもとても雰囲気がいいです♪
昼間っから飲んじゃってます。ライブバンドも入ってFunkを流したりもしています。まずは、オペラハウスの横の「オペラバー」で1杯飲んで、それからショーを楽しんでみてはいかがでしょうか♪ おすすめです!
・オペラハウスは色々なパフォーマンス団体のホームで毎日ショーがやってるぞ
・チケットはボックスオフィスで購入可能、是非見て行ってもらいたい
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