本格的なアロマセラピーが学べる「マーヴォ・アロマ・スクール」の主宰・相澤正弘さんは、アロマ製品のプロデュースも行なっています。
このたび、新しくオーガニックブランドとオーガニックアロマセラピーベーシックコースを新設すると聞き、相澤さんにお話をうかがってきました。
一年半以上をかけて、オーガニックブランド「Marvo & Co.」が誕生!
スクールが開校して2016年で七年目。
当初は他社の精油を使い、その後は自社ブランドの「アロマエイド」を立ち上げ、自社でブランディングから仕入れ、使用、販売までを行なってきましたが、2014年の終わり頃からオーガニック認定を受けた製品だけを扱うブランド「Marvo & Co.」の構想が浮かんできたと言います。
相澤さん:
15年スキンケアに携わってきた経験やアロマセラピーのスクールを運営する中で、認定されたオーガニックの原料を使うことがナチュラルスキンケアや正しいアロマセラピーを取り入れるうえで一番理に適っていると考えるようになりました。
肌には何もしなくても肌がきれいになっていく「美容機能」があります。
Marvo & Co.の製品は、その人の持っている美容機能を最大限に高めることを目的としています。
もちろん素材それぞれが持っている美容効果もありますが、自然原料を使うことで自分の免疫機能、美容機能、恒常性の機能を高めることができます。
美容機能は食生活やホルモンバランス、喫煙・飲酒、ストレス、生活環境によって低下し、それを補うためにスキンケアで外から美容効果を与えると、それが当たり前になり美容機能はさらに低下していきます。
自分が本来持っている機能を活性化することで本当の意味で健康で美しくなることだと考えています。
そもそも認定オーガニックとは?
オーストラリアにはACO(Australian Certified Organic)というオーガニック認定機関があり、規定をクリアした製品はオーガニック認定され、ロゴを各商品のラベルに記載することができます。
認定には1、2ヵ月、なかには10カ月かかるものもあるそうです。
Marvo & Co.の製品はすべて認定オーガニックを受けています(※基準が異なる和精油は例外。ページ内で詳細追記載)。
では、なぜ認定されることが大切なのでしょうか?
相澤さん:
たとえばA社の化粧水(100ml)の成分が、10mlオーガニックの蒸留水を入れると、90mlはいわゆる一般化粧水で、薬品や界面活性剤や防腐剤が入っているとします。
大半の消費者の認識としては「オーガニックではない」となるのですが、A社はそれを「オーガニック化粧水」だと言うことができます。
どれほどの品質のオーガニック成分が何パーセント含まれているのかを明記する義務はなく、誰の検査もなく、自称「オーガニック製品」が、スーパーマーケットや薬局で市販されているんです。
これにはスタッフSも、ビックリ!! 自分がこれまで購入したもののなかで、はたしてどれほどのものが本物のオーガニックだったのでしょうか…。
細部にまでこだわりが詰まったMarvo & Co.
製品開発はすべて相澤さんが手掛けています。
原料以外にもデザインからボトルの仕入れ、もちろん製品の中身にとすべてにこだわっています。
相澤さんがひとつひとつを時間をかけてチェックし、納得のいくものを取り揃えています。
まず、ブランドイメージは海!
アロマといえば茶色や黒がスタンダードですが、室内のラボではなく、山や海など自然の力を感じるイメージにしたいとボトルをブルーに。海の美しさと力強いイメージが込められています。
また、ボトルは日本から無菌室で徹底管理されているものを使用。
オーガニック素材はデリケートで、容器に混入した埃のために中身が腐っていることも多々あるそうで、容器の管理も非常に大切です。
ラベルはアメリカのデザイナーが手掛けています。
使用感はお墨つき!! Marvo & Co. のラインナップ
新ブランドながら、Marvo & Co.の使用感はすでにお墨付き。
スクールのナチュラル思考な生徒さんたちのモニタリングを経て製品化されています。
製品カテゴリーは、大きくスキンケアとライフケアに分かれています。
スキンケア
・ビューティーフェイシャルエッセンス(化粧水)
・ビューティーフェイシャルセラムオイル
・アロマデオドラントスプレー2種
ライフケア
・精油30種(基本の精油20種、和精油4種、ブレンドオイル6種)
また、今年の夏には、アロエジェル、ハンドクリーム、フェイシャルクリーム、マッサージオイル、ロールオン、精油10種が加わる予定です。
相澤さん:
製品のラインナップは原料によって異なります。例えば現在、化粧水にはローズウォーターを使っていますが、次の分を仕入れるときに私が期待するクオリティでなかった場合、製品化しません。高品質のものが手に入れば再生産しますし、ラベンダーなど他の原料を使って作ることも考えられます。もちろんお客さんのフィードバックも参考にしながら作っていきたいと思っています。
なお、既存ブランド「アロマエイド」も引き続き販売されます。
ユーカリなどすでにACOに認定されている製品に関してはMarvo & Co.に移行し、移行しきれない種類の製品に関してはそのままアロマエイドとして販売されます。
ちょっと例外?!の和精油
Marvo & Co.はオーガニック認定がコンセプトだとお伝えしましたが、和精油に関してはACOの認定を受けておらず、ACOのロゴを付けずに販売しています。
ACOの認定を受けるためには製品だけでなく農場も認定を受けなければなりません。
ですが、日本は抽出量が非常に少ないため農場が認定オーガニックにこだわりがなく、ほとんどの農場がオーガニック認定されていないのです。
認定オーガニックのユズやハッカ、クスノキを仕入れるのは不可能で、日本の高品質の精油を和精油というくくりで販売しています。
相澤さん:
和精油はオーストラリアに住んでいる日本人やオージー、中国人の方など、日本の良さを本当に知っている方に使用してもらおうという思いで、オーガニック認定を受けてはいませんが、例外としてラインナップに加えています。
「オーガニックは高い」という認識をくつがえすリーズナブルな値段
これだけこだわりが詰まっていると気になるのがお値段ですが、化粧水は100mlで29ドル、デオドラントは30mlで9ドル50セント、100mlで18ドルで販売されています。
ラベンダーの精油は27ドルで、他社の認定オーガニック製品は32ドル、認定オーガニックでないものでも25ドル程度するため、お手頃感がわかるかと思います。
相澤さん:
オーストラリアでは問屋などを通さずに、原料屋と直接取引することができます。
原料が安くなる分、品質管理も自分たちの手で行なわなければなりませんが、自分たちで管理をすることができればいい物が安く手に入るんです。
オーガニック製品は大量生産できないため通常より多少高くはなりますが、現在の市場価格は高すぎるように感じています。適正かつ、みなさんが買いやすい値段にすることで、まずは使ってもらうことを目指しています。
Marvo & Co.の製品はマーヴォ・アロマ・スクール併設のアロマ専門店「マーヴォ・アロマ・ショップ」で購入することができ、和精油のみパートナーショップでも販売しています。
また、日本にも正規輸出が行なわれていて、オンラインで購入が可能です(日本円)。
オーガニックアロマセラピーベーシックコースが8月30日より開講!
さらに、Marvo & Co.のローンチにあわせて、スクールでもオーガニックアロマセラピーベーシックコースが開講されます。
精油はMarvo & Co.を中心に使いますが、他ブランドの精油や基材(スイートアーモンドオイルやホホバオイル、オリーブオイルなど)も使います。
「製品を売るためのコース」ではなく、中立な立場でオーガニック製品の使用感の違いや価値などを学ぶことを目的としているので、通いやすいのがうれしいですね。
オーガニックアロマセラピーベーシックコース(全9回)
開講日:8月30日~
受講料:995ドル
オーガニックの精油や基材を使用して、生活や美容などに役立つアロマセラピーを紹介します。
レッスン1…オーガニック、アロマセラピー、オーガニックアロマセラピーとは何か。
レッスン2…アロマセラピーの効果と人間の構造、効果抜群のレシピを紹介。
レッスン3…精油の品質、選び方、買い方を細かくわかりやすく説明。
レッスン4…精油をブレンドするポイント、コツを理解して、簡単にブレンドできるようになろう。
レッスン5…精油を幅広く使用するのに役立つ基材を実際に手に取りながら紹介。
レッスン6…アロマセラピーをより生活に浸透させていくための実践方法を実技を交えながら紹介。
レッスン7…和精油について理解を深めよう。4種の精油を紹介。
レッスン8…ショルダー&ハンドマッサージをマスターしよう。
レッスン9…理解を深めてテストを実施。
Marvo & Co.とオーガニックアロマセラピーベーシックコースは、相澤さんがこれまで15年にわたって培ってきた知識と経験、そしてこだわりがぎゅっと詰まっています。
あなたも生活にオーガニックアロマセラピーをプラスして、本当の意味での健康と美しさを手に入れませんか?
所在地:Suite 3, Level 1, 30-36 Albany Street, St Leonards
電話:(02) 9439-8633
Email:info@marvo-aroma.sakura.ne.jp
営業時間:月〜金10:00-21:00 土日祝休
http://www.marvo-aromatherapy.com/
メンバー一同こころよりお問い合わせ・ご相談をお待ちしております。
JAMS.TVによる取材のご相談はこちらからグローバル化が進む昨今、英語をはじめとする語学力が求められる機会は、国内外問わず増え続けています。 語学の習得をするにあ…
お問い合わせ率NO1。 有給ホテルインターンシップって一体どんなプログラムなのでしょう??? お問い合わせ率NO1。有…